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アズテック調査コラム

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アズテックより特許情報や調査分析に関するコラムを配信しています。 当コラムでは、特許調査や技術分析に強みを持つ調査会社として皆様 のお役に立てるような情報を配信していきます。 …
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記事一覧

サーチャーのための中国国家知識産権局(CNIPA)の使い方

1. はじめに 世界には160以上の「特許に関する庁」というものが存在します。各庁はそれぞ…

治療用アプリ関連特許

1. はじめに 「治療用アプリ」(注:「治療アプリ®」はCureAppの登録商標)は、医師の処…

Aztec Trend Report(アズレポ)販売開始のお知らせ

 この度、近年の注目トレンドの技術分野について、手軽に活用可能なリストの中から選んで購入…

中国語原文の調査方法

1. はじめに 中国経済の発展により、中国企業による知的財産活動も増大しています。WIPOの…

(ショートレポート)電動アシスト自転車用ドライブユニット特許出願動向調査

1. 調査背景 日本の電動アシスト自転車は、シティサイクル(通称:ママチャリ)に電動アシス…

ベンチャーにおける特許調査

1. はじめに 2023年6月の経済産業省の「大学発ベンチャーの実態などに関する調査」*1では…

(ショートレポート)「高温ガス炉」の特許出願動向調査

1. 調査背景 カーボンニュートラルを実現しようとした場合、二酸化炭素の排出量が火力発電ほどは多くなく、安定した供給力を持つ原子力発電を避けて通れない。しかし、2011年の福島第一原子力発電所の事故を受け、大型軽水炉を増やすのは難しくなった現状がある。  そのような状況の中で、2022年7月、経済産業省が高い安全性を有するとされる高温ガス炉(HTGR)など次世代の原子力発電所の開発に関する行程表を作成する検討に入ったとのニュースが見られた※1。三菱重工業においては、2022年

(社長インタビュー)アズテックの創業から今後について

1. はじめに アズテック株式会社は2024年の6月に創業34周年を迎えます。 35周年…

サーチャーのための世界知的所有権機関(WIPO)の使い方

1. はじめに 世界には160以上の「特許に関する庁」というものが存在します。各庁はそれぞ…

欧州単一特許制度と調査における留意点

1. はじめに 2023年6月1日に、統一特許裁判所協定(UPC協定)が発効し、欧州単一効特許と…

新入社員インタビュー

1.はじめに 今回は、2023年4月に入社した社員3名にインタビューした内容をご紹介します。…

データベースとしてのJ-PlatPat

1. はじめに 昨今では、民間が運営する特許のデータベースが多数あり、特許調査を行う人の…

中国出願制度の特徴及び中国調査ツール

1. はじめに 中国特許を調査するには、中国の特許の制度への理解が重要である。当方は日本…

(ショートレポート)熱変色材料を用いた事務用品の動向調査

1. はじめに 熱変色材料を使用した筆記具が、ここ数年の間に世の中では当たり前の存在になりました。調査を行っていると、時折、熱変色材料の特徴を上手に利用した発明を見かけることがあり、大変興味深く思っていました。様々なところで活躍している熱変色材料ですが、今回はその中でも事務用品の分野を対象に、どのようなアプリケーションとしての発明が存在しているかにおいて動向調査を行ってみました。 2. 熱変色材料の特徴 熱変色材料と一言で言っても多岐にわたる種類が存在しています。その中でも