![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/69056589/rectangle_large_type_2_7ef6cd43e05a8a8f85c35e9b6934f751.jpg?width=1200)
北条氏照ゆかりの関東巡り(その1)
2021/12/12に氏照ゆかりの古河城と古河公方館跡と関宿城に行ってきました。本当や小山城と榎本城と栗橋城も行きたかったのですが、バス電車だけでは無理ですね(ノー免許)それはさておき…関宿城に行きたくなったのは、儘田めぐみ先生の論文(戎光祥出版「北条氏照」にも収録)が自分の中でめちゃくちゃ刺さったからなんですが、氏照の行動傾向や判断力とか、なんか氏照を理解ってる~!!方の論文というか、氏照はこうなんだよ………というのがストレートに伝わって新鮮だったんですよね。内容は実際に読んで頂くのが一番なので↓
シリーズ・中世関東武士の研究 第31巻 北条氏照 歴史、城郭、神道など書籍の出版・販売|戎光祥出版株式会社 https://www.ebisukosyo.co.jp/item/589/
をどうぞ。簡単に言うと、氏照の現場指揮官と即決判断力、氏康・氏政に頼らない強気な交渉を自分でやっちゃう…のがヒ~~~///っていう所です(本当にザックリ)関宿宿城は遺構は少ないのですが、実際に城図を見たり、立ってみると重要な要所だというのがヒシヒシ伝わってきます。
石碑には猫ちゃんがお出迎え。
石碑すぐ傍にある、説明版。
土手からはこう見えます。分かりやすいといえば分かりやすい。
関宿城博物館の門。展示は関宿城立地にちなんだ物(川や治水等)が多いのですが、展示物の見せ方や内容・構成がとても面白いです。氏照奉者朱印状(天正十二年簗田家文書)も複製じゃなくて、本物が常設で展示しています(素晴らしい)
関宿城は千葉県と茨城県の境目にあり、徒歩で行くと県境を越える楽しみも味わえますね。境目なのですが、電車で行くと宇都宮線「古河駅」から道の駅方面まで行くバスが楽だと思われます。水海城も途中にあるのですが、遺構がほぼ無いので(降りたかったけどバスが少ない…)バスで通り過ぎるだけになりました。
続いて「古河公方館跡」へ。古河駅からバスです。
公園になっています。景色がとても良かった…規模が大きくて驚きました。義氏は幸せだったのかな……とか人生を思うとしんみりしてしまう(北条家からの視点でしか見れてないですが)にぎやかですが、自然と趣ある瓦葺屋根の住居跡とかカフェとかあって、いい公園でした。
最後に「古河城」へ。土手沿いに案内板とか石碑があります。遺構は無し。古河歴史博物館(義氏や古河公方家関連の書状があり)で模型を見る限り、立地や城の形状といい素晴らしい城だったんだろうな…と想像できます。
古河は良いカフェもあって、お土産もおしゃれで素敵でした~御城印も買いました。また行きたいな。次回は残りの氏照ゆかりの北関東地を制覇したいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?