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【EDH】カエル乗り、達成/Tatsunari, Toad Rider

きっかけ

これまでいくつかのエンチャントレスを活用する EDH デッキを組んできましたが、Twitter 上で カエル乗り、達成/Tatsunari, Toad Rider を活用したデッキを見かけ、自分でも組んでみることにしました。

カエル乗り、達成/Tatsunari, Toad Rider

Tatsunari, Toad Rider / カエル乗り、達成 (2)(黒)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 忍者(Ninja)
あなたがエンチャント呪文を唱えるたび、あなたが《哇魅/Keimi》という名前のクリーチャーをコントロールしていない場合、《哇魅/Keimi》という名前で「あなたがエンチャント呪文を唱えるたび、各対戦相手はそれぞれ1点のライフを失い、あなたは1点のライフを得る。」を持つ黒緑の3/3の伝説のカエル(Frog)・クリーチャー・トークン1体を生成する。
(1)(緑/青):あなたがコントロールしているカエル1体を対象とする。このターン、それとカエル乗り、達成は飛行も到達も持たないクリーチャーにはブロックされない。
3/3

http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%AB%E3%82%A8%E3%83%AB%E4%B9%97%E3%82%8A%E3%80%81%E9%81%94%E6%88%90/Tatsunari,_Toad_Rider

哇魅/Keimi を呼び出す能力がメインで、インクの染みによりスゥルタイカラーの統率者として扱うことができます。何らかの方法で無限マナを作り出し、エンチャントを連続してキャストすることで勝利することができます。エンチャントレス要素は持ちませんが、自身で勝ち手段を用意できるという点で、エンチャントテーマの統率者としては使い勝手は良いです。哇魅/Keimi を確実に呼び出せるタイミングでキャストすることが望ましいです。

デッキリスト

エンチャントレステーマとして、32 枚のエンチャントを用意する必要があります。これらを考慮してカードを紹介します。

コンボパーツ

大きく無限マナを生成するパートと、エンチャントを無限にキャストするパートの2つに分かれます。

一般的なマナ基盤から無限マナに持っていけるところが強み

ディスプレイサーの仔猫/Displacer Kitten または 船砕きの怪物/Hullbreaker Horror を着地させ、マナファクトや フェアリーの大群/Cloud of Faeries  をキャストすることで、無限マナを生成することができます。また 現実からの遊離/Freed from the Real を青マナを含む 2 マナ以上生成できる手段と組み合わせることでも無限マナが生成できます。大地の知識/Earthcraft は爆発的なマナ加速ができ、ディスプレイサーの仔猫/Displacer Kitten とセットで場に出るとほぼ無限マナになります。

無限にエンチャントをキャストする

もっとも簡単な手段は ムチ絹/Whip Silk です。これ以外にも 闇叫び/Gloomshrieker は自身を対象に 退去の印章/Seal of Removal もしくは、天上都市、大田原/Otawara, Soaring City をキャストすることで無限にエンチャントをキャストできます。また 船砕きの怪物/Hullbreaker Horror は無限マナ生成後、これらのドローできるエンチャントを手札に戻すことで無限ドローができ、上記のコンボに繋げることができます。

サーチ手段

黒を使える強みを活かす

収穫の手、サイシス/Sythis, Harvest's Hand は EDH のエンチャントレスでは定番でかつ強力です。カエル乗り、達成/Tatsunari, Toad Rider は自身ではエンチャントレス能力を持たないため、何らかの方法でエンチャントレスを場に出す必要があります。これをサーチ手段で補います。黒のサーチは任意のカードを持ってこれるので、大地の知識/Earthcraft をサーチすることが多い印象です。

エンチャントレス・ドロー手段

序盤はこれらのカードを強く使うことが重要。優先的なサーチ対象。

エンチャントレスではいずれもキーカードとなるカードであり、優先的に採用されます。これに加えて強力な自傷ドローを追加しています。むかつき/Ad Nauseam の成功率は高くないので過信は禁物です。ネクロポーテンス/Necropotence の黒3つを調達するのが難しいので、黒マナは優先的に確保する動きを意識する必要があります。甦りし悪夢、ブレイズ/Braids, Arisen Nightmare はターンに1回ではある物の、哇魅/Keimi を生贄に捧げることでほぼ 3 枚カードを引くことができ強力です。

妨害・ユーティリティ

可能な限りエンチャントで固めたい所

コンボの初速が早くないので序盤は妨害に徹した方が良いことも少なくありません。エンチャントの枚数を減らすことができないこともあり、自由枠は 金粉のドレイク/Gilded Drake ぐらいです。ここの選択肢が増えてくると面白いデッキになると思います。

マナ加速

2 マナ以下の繁茂系カードが増えることを祈る日々

イリーシア木立のドライアド/Dryad of the Ilysian Grove はマナベースの安定化に貢献し、チェーン時にも追加の色マナ確保ができるため便利です。Copy Artifact は主に対戦相手のマナファクトをコピーします。ディスプレイサーの仔猫/Displacer Kitten とも相性が良く、時に無限マナの構成要素になることもあります。

土地

出現領域を入れるスペースをこじ開けたい

定番の3色マナベースです。大地の知識/Earthcraft のため基本地形を入れる必要があり、かなりぎりぎりです。ドライアドの東屋/Dryad Arbor をあきらめることも視野に入れています。

まとめ

カエル乗り、達成/Tatsunari, Toad Rider を使ったコンボデッキを紹介しました。チェーンが楽しい統率者なので、ぜひお試しください。ご意見・ご感想をお待ちしています!

構築時には、以下のデッキを参考にさせていただきました。ありがとうございます。

【cEDH】猫トラテヴェのデッキ解説(ぶりんさん)
https://note.com/vryn63/n/na399417ab87e
【EDH】カエルの乗り方【達成】(ベッキーさん)
https://note.com/becky_xx25/n/n082961945396

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