ハロウィンのグリーティングカード
07: Happy Halloween!
カード…ヴァンヌーボ スノーホワイト180kg にオフセット印刷1/0c
はさみで手切り
封筒…ざら紙に特色2色刷り(レトロ印刷JAM) 手成形
このカードを作っていた10数年前
日本では今ほどハロウィンイベントは盛んじゃなかった。
幼い頃、一家でサンタモニカに2年ほど住んでいたので
ハロウィンには思い出があり、少々思い入れも強かった。
家の一角にハロウィンのディスプレイをするのも好きだし
季節のグリーティングカードを作るならハロウィンは欠かせない。
そう思って作ったカード。
1枚目は、おばけだけ。
エスプリコートというツヤッツヤ光沢のある紙に箔押しで
タイトルロゴを入れて、やりとりしていた印刷業者さんに刷ってもらった。
最小ロットでも300枚近くできてしまって、「え、これどーすんの?」って感じだったけど、とにかく頭の中のイメージを実現できたことがうれしかった。
今思うとずいぶん贅沢をしたものだ。
(箔押しって高いので)
とうぜんダイカット(型抜き)なんて高価でできなかったので、ハサミで切った。おばけの肩の部分と手先の丸み。急勾配をはさみで切るのは、かなり難しい作業だとこの時に知った。
小口カッターでも試してみたけど、ハサミのほうが切りやすい。
で、このおばけのカードと、キャンディやミニチョコなどお菓子とキラキラの梱包材を同封して、透明ビニールの小分けラッピング袋に入れて、宛名を貼り付けて友人たちに郵送した。
封緘はミシンで。
楽しかったなあ。
透明な封筒、透ける封筒が個人的に好きなのだ。
そして数年後、おばけの仲間たちを描いて
バリエーションを増やしたのがこちら
かぼちゃと、こうもり、キャンディ。
少しコミカルな感じでダサかわいいのが好み。
こうもりも、切るのが大変だった!!!
全部で200セット?刷り上がって夜な夜な切っていた。なぜか夫にも手伝わせたら、例のきついカーブ問題で夫は右手の親指の付け根をいためてしまったと。笑
「腱鞘炎になった〜〜」と騒いでいたなあ。笑
封筒は、レトロ印刷でざらざらした紙に展開状態で印刷したものをカッターでカットして手整形。中側がつるつるしている仕様だ。
ざらざらとつるつる、どちらを表にするかすごく悩んだのを覚えている。
ざらざらで正解でしょ!
昔、好きだったものは
今見てもやっぱり好き。
そういうものを、作っていてよかったな。
たぶんそれは、自分のハートとつながりながら作った証拠だから。
10年も経ってしまったけど色褪せてない。
初めて、4枚をセットにしてパッケージング。
A4サイズの黒いノートブック風にデザインした。
うん!
満足。
あとはショップにアップするだけ♪
(作って満足…で終わらないようにしなくちゃ。)
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