山口県阿武町の誤送金問題からぼくが学んだこと

山口県阿武町の誤送金問題で一躍有名になった24歳の彼。
1日保釈されたようで、
ユーチューバーのヒカルチャンネルで独占インタビューを受けていた。
それを拝見してぼくの印象は「彼はとても好青年」というものだった。
今回の事件に対して、そして世間の騒ようについては納得のいっていない様子だったが自分がしてしまったことには反省している様子だった。

ぼくはこの動画を見てどういう気持ちになったかというと
とてもいい気分になった。
なんかほっこりしたような。
そんな気持ちになった。

もちろん誤送金された数千万をネットカジノに全てぶっ込んだのは良くない。
ただ、24歳田舎暮らしの男性がある日いきなり数千万
自分の口座に入っていたらどんな感覚になるだろうか?
正気では入れないと思う。
だから彼の心情は計り知れない。
感情論だけでいうと。

そんな過ちを犯した男性に手を差し伸べるヒカルの姿。
この事実は素晴らしいことだと思った。
もちろん彼を広告塔にして稼ぎたいというヒカルの思いもあるだろう。
それは動画内でしきりに発言している。
綺麗事だけではないのだ。

ただ彼からしたらどんなに嬉しいことだろうか?

よく寄付を悪くいう人がいる。
綺麗事
偽善者など
ぼくも言われた1人だ。
ぼくは70万ほどの少額だがある団体に寄付したことがある。
その時もいいイメージを持たれなかった。
ただこれからも寄付というのは大事にしていこうと思う。
コロナが終息して余裕ができたら。

なぜ寄付がいいことかというと、
例えば寄付した人が「寄付することでいいイメージを持たれたい」
そんな思惑があったとしても、
寄付したことは事実だし、
その寄付額は寄付された団体からしたら大変ありがたいこと
そして社会のために必要なことだから。

ある先生がこんなことを言っていた。
「先生は生徒から騙されろ」
生徒が先生に胡麻を擦って好かれようとしても
やったことは事実だから、疑わずその生徒から騙されろ
という意味だ。
これを聞いた時にとてもいい先生だと感じた。

感情論でなく論理的に考えると、
胡麻をすろうが、いいイメージを持たれたくて寄付しようが、
お金稼ぎのために彼を広告塔にしようが、
それは人のためにたっているし社会のためになっている
ぼくはそう考える。

感情論だけで生きても間違えが起こる
かといって
論理的に生きても間違えが起こる
どちらも必要な考え方でバランスが大事なのだ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?