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幼少期に教わったマインドが今、仕事において友人関係において役に立っているという話

「30代を無駄に生きるな」という本を読みました。

私は現在29歳で来年30代に入ります。
20代の生き方を振り返ってそしてそれを反省し次に生かす。
そんな30代の生き方をしたいと考えています。

この本に書いていたことをざっと。

現在地を把握する


まず現在地を知ることが大事だと。
本書でこんなたとえ話が書かれています。

ある青年がオアシスを求めて旅をしていた。焼けつくような砂漠の中、コンパスも地図ももっていない状態。

「いったいオアシスはどこにあるんだろう?」

途方に暮れていたとき、青年は一人の老人に出会い、いまの状況を話した。


幸運にも、老人はオアシスまでの地図とコンパス、そして少しばかりの水を青年に渡してくれて、その場から立ち去った。

「これでやっとオアシスに行くことができる」

しかし、結果として、青年はオアシスにたどり着くことはできなかった。

理由は、自分いまどこにいるのか分からなかったからだ。

これは人生においても言えること。
必要な知識や技術をどれだけ磨いても自分がどんな能力か。
自分の立ち位置、自分のことがしっかりわかっていなければ無意味になるのです。
私はこのたとえ話とても心が打たれました。
私も自分自身の現在地を常に確認し成長していきたいと思います。

いいメンターを持つ

いいメンターとはいい指導者のこと。
私には沢山のいい模範となる先輩がいます。

ただこの人!と付きっ切りで教わるような方はいないので、メンターを持つというのは私にとって必要なことだと感じました。

ただひとつわたしにとっていいメンターとなっているのは本です。
本には沢山の情報が詰まっている。
そして腐らない。
私はたくさん本を読んできましたし、これからも読んでいこうと思います。
私にとってのメンタは今のところ本です。

いかに「徳」を積み上げることができるか

30代では借りよりも貸しを意識する。
と書かれていました。
つまり与えること。

スティーブン・コービーの7つの習慣というビジネス書にもwin-winの関係しか持続しないということが書かれています。
人や顧客と関係を続けるには与え続けなければいけません。
ここで注意は受け取るのは後で与えることが先ということ。

与えて与えて与えることだけを考えて徳を積むということが大切だと痛感しました。
私はこのことは20歳のころ、いや10代のころから、いや母のお腹にいる時から刷り込まれてきました。

私の家族はクリスチャンなので、神からギフトがあればそれで感謝という教えでした。
どういうことかというと、人に何かした時、人間は見返りを求めてしまいます。
私はあの人にこうしたのに、あの人はわたしにしてくれなかったなど。
人間だからしょうがないことなんです。

でも神の存在を信じると神が見てくれているという認識になるので、
その人からギブがなくても神から与えられると信じることができるのです。
私はこのマインドが幼少期から植え付けられています。
このマインドは人と潤滑にコミュニケーションを取っていくことや、
自分の心を守るためにもとても役に立っていると思います。

この本はとてもおススメできる本です。
ぜひ手に取ってみてください。
ではまた。

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