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現代型栄養失調について

おはようございます。日本の健康寿命を延ばしたい鍼灸師の水上謙です。
今回は現代型栄養失調について。

「飢餓で死ぬ」から「過食で死ぬ」時代に

過食なのに栄養失調?
と感じた方は素晴らしいです。
食べ過ぎなのに栄養失調。これが現代型栄養失調症です。
以下のグラフを見てください。

1950年の飢餓死者数と現代では全く数値が異なります。
それでは生活習慣病の推移はどうでしょうか。

生活習慣病もどんどん増加しているのがわかります。
生活習慣病とはその名のように生活習慣が原因で引きおこる病気です。
高血圧、糖尿病、脂質異常症などが主な病気です。
これらは食事を見直し運動不足を解消しお酒たばこは控えストレスを軽減させることがとても大切なのです。
生活習慣病のグラフが「過食で死ぬ時代」をあらわしていると思います。

脳に食べさせるか、腸に食べさせるか

エンプティカロリーという言葉はご存じでしょうか?
エンプティカロリーとはカロリーは高いが栄養素がほとんど入っていない不健康な食べ物のことです。
炭水化物やジャンクフードが代表的な例です。
それらを高頻度で食べ続けると病気になります。
エンプティカロリーはとても中毒性が高いです。
それはなぜかというと脳内麻薬がドバドバでるから。
脳にたべさせている状態です。

ではなんの栄養素が必要なのか?
それはズバリ
・食物繊維
・発酵食品
です。
これらは腸内細菌の餌になります。
腸内細菌はその名の通り菌なので増殖します。
これが腸に食べさせている状態。

僕が栄養の話をするとたまにこう反論してくる人がいます。
「食べたいと求めるということは体が求めているということだから食べてもいい」
と。
ぼくはこの考えは間違えていると思います。
なぜなら体が求めているのではなく、脳が求めているだけだけらです。
もちろんすべての食事を体にいいものに。とは思いません。
腸内細菌も多様性が大切ですし、ストレスのため過ぎは良くありません。
それらの食事は嗜好品として楽しみの一つとして考え、
普段の食事は質素に丁寧にしたほうが、体が本当の意味で喜ぶと思います。

高級なサプリは必要ない、安価なもので健康になれる

ぼくが最近は待っているのは、
・納豆
・キムチ
・リンゴ
です。

昼ごはんは毎回これに米です。
納豆やキムチは発酵食品として最適で安価でいつでもどこでも手に入ります。
リンゴは食物繊維として、食後のデザートや空腹時のおやつとして最適です。
近くのスーパーで1つ130円で売っているのを毎日ひとつ食べています。
すごく気に入っている点は包丁を必要としないところ。
洗ってかぶりつき芯を捨てるだけ。
とても簡単で続けやすいです。
僕の昼ご飯は1つ30円の納豆とキムチは2週間持つので1食30円。
リンゴは130円これに米なのでパックご飯を買っても100円。
290円で健康になります。
お弁当を毎昼かってないですか?
これを290円で納豆キムチリンゴに変えてみてください。

注意点はこれだけでは健康にはなれないということ。
食事は多様性が大切。
いろんな食材で栄養摂ることが望ましいです。
なので朝晩は味噌汁や野菜、魚などバランスの取れたものを食べることをお勧めします。

僕の場合はお昼はちょっとした食事で空腹を満たすためのものなのです。
全体の食事量を極力減らしたいと思っていますが、
仕事がハードなので昼を抜くとパワー不足になったりします。
昼をがっつり食べ過ぎてもだるくなり眠くなる。
その為こういった食事となっています。







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