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知り合って7年目の君が初めて見せてくれた姿

君は私が持っていないものをたくさん持っていて

君は私が去年無くしたものを持っている人

自分にとっては負けることがない最強のロボットと思っていた。


そう思っていた彼の口から出た近況報告を皮切りに、
その強さそのものだった偶像は簡単に崩れ去った。

一つ一つ大切に口から出た言葉からは
温もりのある感情も溢れ出し、
ロボットなんかではなく自分が好きな人そのものだった。


「〇〇(私)と同じ考え方持っていて、
去年の〇〇(私)を後追いしてるとは思わなかった」

去年最初に私の話を聞いてくれた彼から、
終わってみればそんなことすら言われた。


感情を表に出すことのない鉄仮面のような君が
そんな感情を私にさらけ出す日がきて、
しかもそれが私と似通っていただなんて知ると、
笑うしかなかった。

恋愛的な悲しい話だったはずなんだけど、
1年前の自分の話を聞いているかのような話は
私を終始笑わせた。


真剣に聞くべきところ本当にごめん。
人としては0点だなって次の日になって思った。


君とは知り合って7年目になるけど、
初めて本心に近いものに触れられた気がする。

本当に口数が少なくて、家に遊びに来たと思ったら、
ほとんど言葉を発さずに
6時間くらい居座って帰ることもあったし

無口でも自分が入院してた時は
1番お見舞いに来てくれた優しさも持ってたのも知っている。
(彼女との祭の合流前に病室に涼みに来たのも忘れてないけど)


そんな君と自分が思う友人関係のスタート地点に
やっと立つことができたと私は思っているよ。

気づけばなんだかんだ会ってくれている君が
どう思っているかわからないけどね。

この年からこういった友達がいることとても嬉しく思うよ。
これからが楽しみ。

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