すぐ心の中で学校を作る-2023/07/19(水)

・こないだ美容院に行ったら、先月と同じ、星の王子様のようなアシスタントさんがシャンプーを担当してくれた。

・先月私は「お姉さん、好きなことってありますか?」という軽〜い青年の「振り」に対して「好きな…こと……」と名人級の長考をし、この記事には書かなかったのだが、最終的に「さ、サンリオさんが好きです。ピューロランドとか、ずっと年パスでした!!!」と、激重本気回答をしていた。
・その青年が「僕先月も担当したんですけど覚えてますか?」と話を振ってくれた。覚えてますよ!!!ぬいぐるみでベッドが占領されてる話ですよね!!!と、一方的にテンションが上がってしまった。
・コミュニケーション、下手か?

・まあそれはいいんだけど、青年は続けて「今月も来てくれて嬉しいです!僕、あれからピューロランド予約したんですよ!」と笑って話してくれた。
・えっ
・1回しか来てないしシャンプー中にちょっと話しただけなのに、すごいな。青年……
・こっちの趣味の話に「興味のある空気」を出して聴いてくれるだけでありがたいのに、まさかこちら側に来てくれるとは。
・すごいな。青年……
・感想が気になるので来月も同じ美容院に行きます。ここまで込みで戦略だとしたら、すごい。


・新しく知り合いになった方がいて、ふとした会話の中で相手が1歳年上であることが判明した。その瞬間、素早く「じゃあ1学年上のクラスってことか~」と、その人を私の脳内にだけある『学校』に勝手に先輩として編入させてしまった。
・皆さんの中にも脳内に『学校』を設立している方はいらっしゃるのだろうか。自分の知り合いだけが全員在学してるやつ。
・「この人とこの人、タメ?!同じクラスだったら揉めてそ〜(笑)」とか思って楽しむやつ。

・もちろん大人なのでそのことをわざわざ相手には言わなかったわけだけど、その後その方のほうから「私アヅマさんとは4月の入学式からジワジワ仲良くなる感じじゃなくて、3学期くらいから急にめっちゃ仲良くなる感じかも!」と言われ、その瞬間に心をめちゃくちゃ開いてしまった。同志じゃん。
・その人の脳内の『学校』、私いるんだろうな〜と思った。体育の授業とかサボってるんだろうな。


・「なんでですか」は100%質問(詰問寄り)なのに、「なんでですかね」はむしろ理由を答えなくてもいい雰囲気があるのはなんでですかね。
・「なんでですかねえ」だと尚。

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