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「自問自答ファッション講座」行ったよレポ①_講座を受けるまでの道のり~当日

こんにちは、アヅマです。
年の瀬!何もかもをまとめたり振り返ったりしたくなる今日この頃ですね。

こちらの記事を受けて、自分自身は「自問自答ファッション」に出会ってどうだったかな?と棚卸しをしてみたいと思います。
特に他人様が見ていただいて有益なことは何も書いてないのですが、自問自答ファッション気になるな~という方は良ければご覧ください☕

■自問自答ファッション講座ってなに?当日なにするの?

このあたりは概要や当日までの流れも含めて、すでに自問自答ガールズの皆さまから素敵なレポが沢山あがっているので☟をご参照いただければと思っております✊(丸投げスタイル)

■プロフィール/講座受講前の悩み

・31歳
・甲信越出身、関東在住
・現在はフルリモートの時短勤務会社員💻

自問自答ファッションに出会ったのは2021年11月でした。
お洒落することは好きなはずなのにずっと堂々とできなくて、鏡を見る度、そこに映っているのは「自分」なはずなのに、うすぼんやりと靄がかかったような気がしていました。

講座受講前の悩みは、大きく分けて3つ。まず、「好きな物や要素は沢山あるけど、全部取り入れようとするとダサくなってしまう」「ファッションは好きだけど、ずっと自分のことをお洒落だと思えない」ということでした。
そちらに関しては☟の記事で触れています。

2つ目の悩みは、妊娠・出産による体型や生活の大幅な変化でした。
元々割と装飾多め!快適さは度外視!なお洋服が好きだったのですが、ここ数年は「自分はこれが好き!」以外の要素で服を選ばなければいけない状況に身を置いていました。

もちろん妊娠・出産は自分で選んだことですが、容赦なく変わりゆく体型&そのくせ頑として落ちない脂肪には心の底から絶望しましたし、ゆっくりメイクやヘアセットをする時間も消えたため、「ちょっと似合わなさそうな服だとしても、メイクと髪型に時間かけてカバーしよう!」という作戦がとれなくなってしまい……
大きいアクセサリーNG、タイトスカートNG、オフホワイトの服全般NG、ドレッシーすぎる服全般NG……

Goodbye…キラキラたちよ……

これに加えてかなり大きかったのが、ファッションメディアの煽る「30代になったらハイブランドの一生モノを…」「そろそろ可愛いだけの服は卒業して云々…」という言説に対して自分自身が納得できる答えを出せていないことでした。
元々ガーリーファッションや可愛いものが大好きだけど、30代になったら「可愛い」は卒業して「良い(=値段が高い)物」を買わなきゃいけないの?「一生モノ一生モノっていうけど、ハイブランドのアイテムって具体的に何がどういいの?」と、半ばふてくされた気持ちでおりました。

「こんな主語のデカい煽り、気にしなくていいんだ」と言いたい。「問題は値段じゃない」なんて頭じゃもうとっくに分かってるけど、もっと心の底から納得したい……そうじゃなきゃ、この煽りにいつか負けて「なんとなく」「値段が高い、という基準で選んだものを」「心の底から納得せずに」買ってしまう気がする…という焦りがありました。

■講座を受ける前のファッション

・妊娠前に買ったガーリー、フェミニンな服たち(着こなす体力無し)
・妊娠中に買ったゆるシルエットのワンピース
・授乳中に買った上半身がすぐまろびだせるトップス、ワンピース
・とりあえず公園で汚れても後悔しないやつ!とZOZOで適当に買った服

下3つに共通しているのは、「熟考することなく間に合わせで買った」こと。毎日過ごす分には困らないけど、「これが好き!」とは到底思えない服ばかりを着ているので、日々全然テンション上がらんな~という感じでした。

■いざ!自問自答ファッション講座へ【前日まで】

2021年12月と2022年3月のファッション講座の抽選に応募し、1回目は残念ながら落選してしまいましたが、2回目の応募でありがたいことに当選となりました🎉
「日付は基本いつでも大丈夫です!有給とります!」と伝えていたのですが、あきやさんから指定された日は偶然にも自分の誕生日の翌日!🎂
これは…31歳の「門出」としてふさわしい日にしないとな……と思ったのと、せっかく時間を作って話を聞いてもらうのであれば自分のことを10000%分かってもらいたい!!!という思いから、受講の数ヶ月前から「簡単な自己紹介」「好きだったファッション」「実際に着ていたファッション」を棚卸しし、膨大な量のPDF資料にまとめて受講に臨みました。

データでお渡ししたけど、「圧」としてはこのくらいあった

■いざ!自問自答ファッション講座へ【当日】

講座はzoomと対面が選べるようですが、私は対面での受講をお願いしました☕
あきやさんのことはブログやnoteで存じ上げておりますし、こちらのことは圧強めの自己紹介資料で事前に色々お伝えしている状態ではありましたが、ドキドキしながら会場に赴きました…!
「会話が続かなかったらどうしよう?」「初対面だけど、小綺麗な回答でごまかさずに自己開示できるかな?」と不安だったのですが……

結論から申し上げますと、

あきやさんの優しいお人柄や話しぶりはもちろんですが、普通だったら「これ……自分にとっては重要だけど、他人は興味ないよな?」と思って口をつぐんでしまうような「自分語り」や「悩み」について話している時、あきやさんは「それ、聞かせてください」オーラを全開にしてくれます。
どんなにつまらない話だったとしても、あしらわれたり、軽く流されたり、鼻で笑われたりということが絶対にないので、安心して話すことができました。これだけで正直もう、涙が出るほどありがたくないですか…?

あと、「なんとなく小綺麗にまとめて回答する」のはちゃんとバレます✌
私は事前質問に対して1個だけ「これ…正直わからんな……」と思いながら「まあ、求められている回答はこんな感じかな?」とボンヤリ回答をした箇所があったのですが、あきやさんは当日「アヅマさん、私はこの回答にだけ何やら《フェイク》を感じるんですよね~」と嗅ぎつけていらっしゃいました。みんな、この日ばかりは糖衣は脱ぎ捨てましょう!!!!

■ワシャずっと小ダサいな…問題に対する答えが出た

私がまず第一に聞きたかったのは前述のとおり、「なんかもうここ10年くらいずっと自分がダサい気がするんだけど、どうやったらこの気持ちを払拭できますかね…?」という話でした。

それに対するあきやさんのアンサーについては☝で詳しく書いております。
当日、あきやさんから1on1でこの話を聞けただけで正直受講料の元取れたな…と思っているくらい、私にとっては衝撃的な話でした。
そして、当日は「ずっと自分ってダサいな…」の生霊を成仏させる具体的な手順も一緒に考えて頂きました。ありがたや🙏

■ブランドロゴ=阪神ファンの帽子と一緒だよ説

確か幻冬舎の講演会でも同じようなお話があったかな?と思うのですが(曖昧)、ハイブランドのロゴがド~~~ン!!!と描いてあるアイテムについて、私は「かわいいな♡」と思う一方、自分がそれを持つことを考えたとき、イマジナリー世間体が大声でこのように言ってくるのでした。

※私の頭の中にしか存在しません。UMAです。

■ヤダ!ブランドロゴがデカデカ入ったアイテムなんかひけらかしちゃって!お金持ちアピール?!成金よ!下品よ!身分不相応よ!
■「本当に」お洒落な人って、ロゴとかが大きくプリントされているアイテムじゃなくて、「さりげなく」ブランド物だと分かるものを持つのよね~。

自分の頭の中で「でっけ~ロゴがあってもいいじゃん」と思ってても、イマジナリー世間体のイマジナリー悪口の声が大きすぎて、勝手に心が折れていたんです………
私がこの話をおそるおそるあきやさんに相談すると、

と一蹴、あきやさんは私の中のイマジナリー悪口を瞬時に「歴史上の出来事」にしてしまったのです。
そうか…旧石器時代、安土桃山時代、江戸時代、「本当の」お洒落ならブランドロゴ隠せ時代、云々、そして2022年現在!
確かにそういう時代もあったかもしれないけど、2022年の今は関係ないよ!特定のシチュエーション以外は、好きな服着てこうよ!と力強いお言葉を抱きました。ありがたい。

以下、当日メモに走り書きしていたパワーワードです。
・そもそもブランドに興味ない人はブランドロゴだと気づかない
ロゴが入っていても人生には一切弊害ない
・興味ある人はロゴきっかけで話しかけてくれる、名刺代わり

※私が走り書きしていたメモなので、あくまでもざっくり概要ですし、意味を取り違えているところもあるかもしれません。でも元気が出るメモですね!!!

■心臓にフリルが縫い付けられてるから仕方ないね

あと、折に触れてチョコチョコ言っているんですが、ずっとガーリーな服やロリータ・ファッションが好きなんです!!!
10代~20代前半の時は実際に着てもいたのですが、自分の中のイマジナリー世間体の悪口+現実での加齢問題に邪魔されて、最近ではすっかり影を潜めていました。

あと、これはトガったお洋服全般でのあるあるだと思うのですが、こういう装飾的な服って特に「自分が着て60点にしかならないのであれば、着ない(=100点!って思えない限り着られない)」みたいなの、ありませんか…?
カジュアルな服だったら「今日60点かな~、まあいっか」ができるけど、ロリータ・ファッションに限っては「なんか顔も体型もついてきてないし60点だけどまあいいか、着ちゃお!」がどうしてもできなくて……

ただ……講座を受けるにあたりあきやさんから聞かれた「今までで一番好きだった服は、どんな服ですか?」の質問、これに答えようとすると、BABY,THE STARS SHINE BRIGHTやAngelic Pretty、Innocent Worldの服しか出てこないんですよね……

「あっこれ好き~🫶めっカワ~🫶」レベルじゃなくて、「好きすぎて動悸がする、5分に1度公式HPの画像をチェックしてしまう」レベルで好きなんですよ。でも、自分が着て60点しか出せないのであれば洋服に申し訳なさすぎるので、着たくないんです…ウジウジ………

☝この話をあきやさんにしたところ、再び即答されました。

そうね、着ましょうね!!!!!!!
分かっていたんです。「人生で今が一番若いよ」とか、「完璧じゃなくても、家の中だけでも、着てみることで自分が納得できるならいいじゃん」とか、「洋服の愛で方って”着る”だけじゃなくない?」とか、「そもそも本当に100点目指してたら来世まで着られないけどいいんか?」とか……
多分、そこに振り切る勇気が出なかっただけなんですよね。そんなに着たいなら家の中で着ればいいじゃんね?別に法律で禁止されてないもんね?

ちょっと話は違うんですが、私が好きな作家さんのWEB連載で、”長年抱えていた「綾波レイコンプレックス」を、Amazonのコスプレ衣装(プラグスーツ)を着ることで離散させた”というエピソードがあります。

ロリータ・ファッションとコスプレを同一視しているわけではありません。が、自問自答ファッション講座の帰り道、電車の中でこのエピソードを思い出しました。

そして、「これじゃん」と思いました。
いいんだよいいんだよ、何したっていいんだよ。
イマジナリー世間体もあまりの勢いに沈黙しているようでした。
この隙に行くんだ!!!急げ~~~~!!!

2022年末現在、まだJSKは届いていません。
そして「これを着て外出する」予定もありません。
自問自答ファッションのメソッドとしても、「普段着る予定のない洋服から買う」って多分、全然推奨していないと思います。
実際、講座を受けてから私の見た目は殆ど何も変わっていません。

でも今、私の頭の中の雑音が止んでいるんです👏👏👏
それだけで最強です。無敵です。
「なんか知らんけど、この先何着ても大丈夫な気がする」
自問自答ファッション講座で具体的に得た知見は沢山ありますが、この精神状態を手に入れられただけで大収穫ではないでしょうか。

思いのほかエモくなってしまった!
年明けあたりで、「自問自答ファッション講座を受けたその後」のお話もできたらいいなと思います。
皆さまよいお年を~🎍

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