「いい意味で適当に」AZism人 Vol.3
AZismで働く人を紹介する『AZism人』
以前刊行していたAZismマガジンで
掲載されていた本コーナー、
第3回目となる今回は、
第2事業部で店長をやっているこの方!
ーーお名前をフルネームと、ご年齢お願いします。
辻村拓也、32歳です
ーーAZismに入社してからどのくらいになります?
5年ぐらいになります。
ーーその前は飲食店の経験はありますか?
前フリーターでデリバリーやってたところのオーナーさんが会社を立ち上げてそこで居酒屋やろうみたいな感じでやってて。まだがぶりエールがあった時分倍河原で一店舗目を出してて隣に二店舗目みたいな形で出して。で、そこ辞めるときに当時AZismに居た知り合いの紹介で。
ーー誘われたか何かで?
そうですね。俺仕事を辞めた~って言ったら、じゃうちおいでよみたいな感じで。店長で入社してくれみたいな。でも(自分の)性格上、ちょっと無理だっていうことで。いきなり店長候補だからっていうそれが嫌で。
ーー普通に新卒で入った社員と同じ扱いに?
いや、バイトから入りました。
ーーそれはこだわり?
そうですね。雰囲気...そのお店の雰囲気とかを破壊したくないっていう、壊したくないっていうか。
ーーなんでいきなり入ってきてポッと出がいきなりで、みたいな?
誘ってくれた人が当時AZismで立ち位置が上の人で、なんだそいつが推してるからかってなっちゃうと逆に周りの子が気使うから。
ーーそこで結構筋というか自分なりのそういう筋を通したいっていう?
そうですね。多分そのまま入った方が(社員になるのは)早かったかもしれないですね、もしかしたら。
ーーアルバイトから入ったということで、配属された店舗は?
串カツ田中の立川店でアルバイトでやってて次に中野のダンダダン田中がオープンするってなった時にそこ手伝ってくれっていうことで一週間ぐらい行って
半年ぐらいですかね、バイトでやってて。で、社員になりますって言って。普通に面接やって、次の月から社員です。
ーー社員になってから働いた場所は?
点々としましたけど(最初は)立川(串カツ)田中でやってて、串カツ中野店に移動になって、串カツ中野店の後にダンダダンですね
ーーしばらく串カツ田中の方で働いていた?
最初はもう串カツの方でやってて、ダンダダンの研修言ってきてって言われたんで最初行って、ダンダダン町田ができるまで立川店のダンダダンでやってて。前任者の店長がいて、二番手の社員みたいな感じで。
ーー期間はどれくらいですか?
オープンからずっといます。その前に中野店ができて、(中野店を)ちょっと手伝ってって。
ーー居酒屋、飲食店の経験が長いということで自分の中で『筋』というかこだわってる部分ってありますか?
なんか『色』ですかね。
店長の色、を出せるような自分になりたいなと。
ーー他のお店で参考とか憧れたりとかありますか?
なんか憧れとかはないんで...。本当に何て言うんですかね俺の店みたいな感覚の方が強いですね。
ーーあそこの店、辻村がやってるんだよ、みたいな?
そうですね、そういう感じの方が僕は好きです。
ーー俺流の色が出せてるとして、現在は何パーセントぐらい?
結構もう、僕のお店!みたいな感覚はあるので。
ーーけっこう色が出せてる感じ?
色は出せてると思いますね。
結構(アルバイトさんに)言うのは、オン/オフをはっきりしよう、っていう。ふざける時は全然ふざけていいから営業中のピーク内とか、そこはしっかりやれと。全然もう遊んでもらって構わないってやるときはやってください、みたいな。全然俺がそういう感じで出しちゃうんで
ーー(アルバイトさんに)背中を見せるような?
昔の人間みたいな感じだったんですけど(笑)
そんな感じになっちゃいますよね。教えることは教えるけど、そんなすぐにはできないんで、できるようになるとまぁこういう風にできるんじゃないって感じで。
ーー(辻村さんは)アルバイトさんにどういう風に言われてるんですか?
どうなんだろう?
昔、働いてた他の店長とかからは「お前は厳しいからな」って言われてました。営業中とか本当に言葉がきつくなるんで。
ーー他の人から言われて自分でも自覚はしている?
昔から口が悪かったですよ(笑)。本当に悪くて。昔の会社いた時に、直せ、みたいな。
ーー若い頃はもっと尖ってた?
(昔は)何人もバイトの子をやめさせたりとかしてたんで...
ーー今振り返ってみると若かった?
今より昔の方がめちゃめちゃ厳しかったですよ。
ーー経験を積んできて今の厳しさっていうのはもちろん根本としてありつつも、さっき言った俺流な感じでふざけるとこはふざけていいけど締めるところは締めようよ、というところにシフトした感じですか?
時代も変わってきましたからね。
ーーそれだけでやっぱり昔やっちゃった経験とかも含みで、時代が変わってきたのを感じて変化をしてる?
そうですね。
ーーAZismに入って五年ということで今後の野望はありますか?
野望ですか...
上に行きたいとかっていうことも、もちろんあるんですけど自分のスキルが追いついてないのは自覚してるんで、そこら辺をやっぱ習得してきたらじゃないかな。
ーー数字面ってこだわってると思うんですけど厳しめ(に見ている)?
今はちょっとゆるいですね。
あの昔はもっとシビアに見てましたけどちょっとコロナとかで一回ぐちゃぐちゃになったんで...。
ーー(コロナ禍は)実際どうですか?
かなりきつかったですね
ーー現場の店長さんの精神、メンタルというかどうでした?
素直に言っていいですよね?
(お店を)閉めたかったですね(笑)地獄でしたもん。(注文が)入るのもデリバリーとかしかなかったんで、直接(店舗に)ずっと立ってるだけ。(お客さんが)いないんで、もうずっと立ってるだけなんで。
多分そこで行動できる人ってやっぱ強いと思うんですけど自分はもうこれだったらちょっと一回閉めた方がいいなってすっげえ思ってました。
なおかつお酒が出せない状況だったじゃないですか。特に最初の方は全然出せなくて。でもメインじゃないですか。ウチの武器の。それがもう取り上げられてるんで正直本当に閉めたい、みたいな(笑)
ーーその時はもう町田の街全体も全然(人がいなかった)?
全然いなかったですね。
(緊急事態宣言が)緩和したぐらいで増えてきましたけど最初の方はもうガッツリいなかったですね。だから(いっそのこと)お酒を出しちゃおうって感覚はすごいありました。
いつも思ってましたけど、いやでもこれやったら怒られるんだろうなみたいな...。組織で動いてる以上はちょっとできないなと思いながら、直営店は(お酒を)出してたんですよ。一時出さない期間があってそっからもう出しますみたいな。
ーーその緊急事態宣言とかがあった時?
制限かかってたときぐらいですかね。FC店は(判断)任せます、みたいな。
ーーだけどそこで一応守ってた?
ずっと守ってましたね
ーーコロナですごい打撃を受けたけど売上が回復してきたときの気持ちは?
最初の方は(売上が)戻りづらかったですけど今はもう八割ぐらい...八割ぐらいですかね。それぐらいの感覚で戻ってきてはいます。時短(営業)してた時も(常連さんが)来てくれてたんで
ーーメンタルの安定にも繋がった?
そうですね。(お客さんが来てくれると)しゃべれるんですよね
(お店には)カウンターが無いので、ピーク時間になっちゃうとお客さんとあんまり関わらなくなっちゃうので。コロナの時はお客さんとちょっと話せる状況が結構あったんで、話したりとかしてましたね。
ーー社内報に記事として載るわけですけど(辻村さんの)アピールポイントは?
何ですかね...まぁいい意味で適当なんじゃないですかね(笑)良い意味で。悪い意味じゃなくて良い意味で適当だと思います
ーー締めるところは締めてリラックスするとこはリラックスしてやると
はい。
ーーAZismの『楽しさ追究企業』を意識している感じ?
そうですね。バイトの人たちとかは楽しく働いてもらおうと思っていつもやってるんで。だから俺の方が喋ってるかもしれないですね(笑)