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「お互いに刺激し合う関係」AZism人 Vol.2

AZismで働く人を紹介する『AZism人』

以前刊行していたAZismマガジンで
掲載されていた本コーナー、

第2回目となる今回は、
第3事業部の若手代表であるこの人たち!

桑原(写真右)「はい、第3事業部の桑原由大(くわばら ゆうだい)です。28才です」

石井(写真左)「第3事業部、石井翔大(いしい しょうた)です。26才です」

AZismに入社したのはどちらが先でしたっけ?

桑原「僕が先ですね。ゲームのPAO八王子店にアルバイトで入りました」

石井「僕はPAO堀之内店のアルバイトスタッフでした。もともとゲームが好きだったので、ゲームのスタッフとして入りました。もうトレカも扱ってたので、ちょっと触ったりして」

2人はいっしょに働いていた時期とかはありますか?

桑原「竜星八王子の立ち上げ前に1ヶ月間、堀之内店でトレカの研修があったんですよ。町田さん(※1)も一緒に。で、そのときにジョンくん(※2)とはじめて会いましたね」

※1=第3事業部 マネージャー
※2=石井くんの愛称

お互いの第一印象は覚えてます?

石井「第一印象...?(笑)」

桑原「そんなに絡まなかったかな?(笑)」

石井「僕は桑ちゃん(※3)って名前はちょくちょく聞いてたんですよ。KING(※4)獲ったとかで。ただそのときはほぼ話してないかな...」

桑原「そうだよね。堀之内のときは全然話してなくて」

石井「むしろ、トレカよりゲームの仕事を手伝ってもらったりしてて(笑)。帰る前にこれちょっと手伝ってもらえませんかって。それはすごく覚えてます」

桑原「あーやった気がすんなぁ(笑)」

石井「ただ当時はそれぐらいですかね、ガッツリ会話とかはしてないです」

※3=桑原くんの愛称
※4=第3事業部で過去にあったスタッフ表彰制度

実際に一緒に働くようになったのはいつから?

桑原「竜星八王子がオープンしてしばらくして、町田さんが八王子の店長からSV(※5)になったんですよ。んで、僕がアルバイトだけどお試し的な感じで店長をやるようになったんですよ。で、そのタイミングぐらいでジョンくんが堀之内から竜星八王子に来たんですよ。」

石井「アルバイトのまま、竜星八王子のスタッフとして異動してきたって感じですね」

※5=スーパーバイザーの略。複数店舗を管理する

どのくらい一緒に働いたんですか?

桑原「半年、無いぐらいですかね~」

石井「そのくらいですね」

桑原「その時期はけっこう絡みましたね」

石井「メシ食いに行ったりしませんでした?」

桑原「行ったっけ...そこあんま覚えてないな(笑)」

石井「1回なんか書類もってって食べながら話した記憶が(笑)。桑原さんが退勤したあと、書類持って「今日ちょっとこれについて話そうよ」みたいな。1、2時間ぐらい居酒屋で話しました」

桑原くんはなんで石井くんを誘ったんですか?

桑原「僕がアルバイトのときに、町田さんといっしょにそういう風に飲んだことがあって。期間報告書見て5時間ぐらいずーっと話したんですよ。で、僕は店長をやるのは初めてだったので、何すればいいのか正直わからなかったんです。売上を上げればいいのはわかってたんですけどそれぐらいで。

そこで頼れるポジションの人っていうのがジョンくんで。この先、ジョンくんが竜星八王子を支えていくんだろうな、ってところもあったし。あとは町田さんがやってくれたことを真似てやってみようって考えて、とりあえずやってみました」

石井くんはその桑原くんとの時間はどういう気持ちだったんですか?

石井「僕自身は、なんだろう...社員になりたかった気持ちがあったんで、チャンスに対して食いついたって感じです。学べるものは学んでいこう、って着いてったみたいな」

そんな濃い時間を共に過ごしたお二人、実際に社員になったのはいつごろですか?

桑原「竜星立川がオープンすることになって、それが2月で、その1ヶ月後に社員になりました」

石井「桑さん入社が3月、6月に立川へ桑さんが行く、そのタイミングで僕が竜星八王子のアルバイト店長になって3ヶ月ぐらい過ぎたあと、竜星町田がオープンすることになって。そのオープン準備をしているときに、社員になりました。9月1日付です。お互い新店オープンがあった時期なのもあって、運が良かったですね。」

でも、狙ってましたよね?

桑原「狙ってはいましたよ(笑)社員希望ってことも伝えてましたし」

石井「僕らみたいにアルバイトで社員希望の人はけっこういましたね。第3の社員はほとんどアルバイト出身だと思います」

2人は社員になる前にアルバイト店長という形で仕事をしてたわけですが、大変じゃなかったですか?

桑原「大変といえば大変...でしたけど、どっちかっていうと『楽しい』のほうが強かったですね。やれることが増えるっていうのはあるんですけど、なんだろうな...。

自分の力で売上を出していくっていうか、与えられた責任に対して、期待とかに応えられるように動こう、っていうのが一番でかかったですね。仕事がキツイとかもぜんぜん思わなかったし、見合わねぇな、とかもなかったし」

石井「アルバイトで店長をやってくれない?って言われたときは『マジ?』って思いました。竜星八王子に来て半年ぐらいでのタイミングで「社員になって立川店行くから、八王子の店長やってくれない?」って。この『マジ?』はアルバイトだから、ってわけではなく、マジ店長いきなり?、みたいな(笑)。

事前に店長になる準備も特にしてなく、日々の運営を一生懸命やっていた中、来月から店長って言われて...あれ、来月からとかでもなかったかな」

桑原「うん、無い(笑)」

石井「...1週間前ぐらい?」

桑原「(笑)。本当にジョンくんには申し訳ないことをしたなと。ただ本当に仕方なかったんですよ。僕が立川店に行くことを知らされたのも1週間前ぐらいでしたから。んで「わかりました、行きます」と。で、八王子店の次の店長誰にするかってところで「ジョンくん!」って言って。だから、ジョンくんがどうこうの前にすでに決まっていましたね。やってくれるだろうって信頼もあったし、町田さんがSVになってお店を離れるときも旧だったんで、ウチってそういうもんだって、そういうもんなんだなって(笑)」

石井「だから店長になってって言われたとき、一回保留しましたよね」

桑原「うんうん」

石井「ちょっとビビったんですよ。できんの俺?みたいな。だから返事するのを1日置きました」

桑原「あー置いた置いた。そうそう」

石井くんはどんな感じで返事を保留したんですか?

桑原「「やるとは思うけど、決定は後でするんで」って(笑)」

石井「性格が出たんだと思いますね」

桑原「僕はあまり考えず即答しましたね。「はい」って(笑)」

そして1週間で引き継ぎを?

桑原「引き継ぎもクソも無いですけどね(笑)」

石井「そうですね~無いですね(笑)。桑さんがお店を出る段階で、文面で『店長のやることリスト』みたいな箇条書きを送ってくれて」

桑原「かなり量あったよね?」

石井「けっこう書いてありましたよ」

桑原「かなり時間使って書いたんだよあれ」

石井「たぶんスマホにあるんじゃないかな...(画像を探す)」

桑原「今見ると恥ずかしいなこれ(笑)」

石井「これは僕の最初のバイブルです。とりあえずこれをやろうって」

2人とも店長になってからは、お互いのお店の数字は意識していましたか?

石井「意識してましたね。「いや~立川のほうが売上が上だね?」って煽られるんで(笑)」

桑原「今日どうだった?って電話するんだよね。立川のほうが勝ってるのわかった上で(笑) ただ、僕は八王子店時代逆に立川に電話して、数字負けてると「くっそ絶対勝ってやるぞ」っていつも思ってました」

石井「あーそうそう、やってましたよね」

桑原「竜星八王子だけだったときはPAOのトレカ専門店が他になかったんで比較ができなかったんですよ。それもあってTELしてました」

他のお店の数字を意識すると、やってることとかも気になったりしますよね?

桑原「八王子店との比較はずっとやってましたよ。数字面はもちろん、店の特性が出たりすることもあって。立川ってお店ができたばっかりだから、そんなに予約が入らないんですよ。そこで八王子店のウィークリー(※6)で予約の数字を確認すると、八王子はやっぱ入ってて。

そうすると発売日は立川店でもこのぐらい売れるはず、って予想を立てられます。で、その予想が合ってるか合ってないかを結果から確認して、予想との違いをなんでだろうって考えて。それでウィークリーでやってることの違いを確認してまた予想立ててって感じで」

石井「ウィークリーは見ますね。他の人のは全部チェックします」

桑原「お互い仲間ではあるけど、売上を競う立場としてはある意味ライバルですし」

※6=第3事業部社員が毎週提出する、施策や分析、お店のやること等を書いたもの。トークノートで共有され、社員、アルバイトも内容を見ることができる

石井くんはどんな感じで他店を意識してました?

石井「ちょくちょく様子は見に行くようにはしてましたね。あと昔は売上高を上げていくのが最重要項目だったこともあり、売上を伸ばすってことが上長から求められてました。あと立川店のほうが市場は強かったんですよね。単価は高いし街の勢いがあるし。そんな中で、八王子店がどうしたら立川店に食らいついていけるか、あわよくば勝てるかを考えていろんな取り組み、新しいことをやってみたりしました」

普通にやっていたら、立川店には勝てないと?

石井「そうですね。だから自分のお店の特性、地域の分析、強みとかは意識しましたね。」

自分の中の引き出しで解決策が見つけられないときはどう行動しました?

石井「もちろん聞いたりしましたし、他の店でやってる取り組みをマネしてみたりしましたね。自分のお店でやってないこととか」

桑原「立川は実際できたばっかりだったんで、これを実行したらもっと売上伸びるのかな、って上限を上げていくことを重視して考えてましたね。なので他店も参考にもしますけど、自分で考えて実行していくことが多かったです。

例えば、8月8日の超PAOの日(※7)ですけど、それまで一日で中古売上100万円ってやったことなかったんですよどのトレカPAOも。どの店舗も実現してないことをどうやって実現するか、けっこう考えましたね」

※7=8月8日にPAO全店で行う年に一度の大セール日

これは町田さんから聞いた話なんですが、どちらか1人が企画を上げてくると、次の日、それに負けない企画をもう1人が出してくると(笑)

石井「あーなんかやってたかもしれない」

桑原「あんま覚えてないなぁ...?」

石井「新弾袋はズルいだろって(笑)」

桑原「ああー!(笑)」

石井「新弾袋って、ようは新弾を福袋みたいにくじみたいするんですよ。BOX1個とくじ1回が1000円でやれるみたいな。そうすると、新品のBOXが中古で売れるんで、中古伸びるよねって(笑)」

桑原「背景としてあったのが、小嶽さん(※9)と僕とジョンくんでポケカ(※10)の発売日に売上の勝負をしようって話があったんですよ。で、どうすれば勝てるかなって考えた結果、その新弾袋を立川店でやったんですよ。新品じゃなくて中古の勝負だから、中古売れば勝ちじゃんって。だから、『新品で売れる分を全部中古で売ればいいじゃん!』って」

石井「やり方的にはアレなので、今新弾袋をやりたいって店長から企画が上がってきたら、「ちょっと落ち着け」って言いますけど(笑)」

※9=竜星のPAO立川店店長。リザードンが好き
※10=ポケモンカードの略

目標を実現するためにどうすれば良いか、って考えて企画を考えて実行するのが大事ってことでしょうか。

石井「桑さんの新弾袋の発想って僕には無かったので、悔しかったですね...。ズルいっしょ!とは思ったんですけど、自分からその発想が出てこなかったことに対して、一番悔しい思いをしました。これはめっちゃ覚えてますね」

桑原「そうね...自分でもズルいとは思ったけど、企画を思いついた時点で勝ちを意識したんで...(笑)。ただ、自分も先輩っていう意地もあったし、勝たなきゃっていう思いが強かったんで。後輩たち、これから時代を担っていく人たちがいる中、やっぱ自分は結果出さなきゃいけないなって思いが先行してたところもありましたね」

石井「桑さんのそういう個性や発想にはすごく勉強になるし、刺激になってますね」

▲SV(スーパーバイザー)の辞令を受け取った2人。

逆に桑原くんから見て、ジョンくんの個性はどんな感じで見えてますか?

桑原「例えばトークノートの発信1つ1つとっても丁寧できっちりしてるんですよね。町田さんと僕とで話したとき、ジョンくんのきっちりしているところは社員としてこれから先、必要な能力だよねって話をしたことがあります」

石井「ありがとうございます!」

桑原「アルバイト時代も社員になってもSVになってもその良さはまったく変わってないので、いいなって」

石井「桑さんと根本的なタイプが違うんですよね。負けず嫌いだけですよね一緒なの(笑)」

桑原「(笑)」

石井「だからいい競争ができているのもあるかもですね。同じタイプでずーっと勝てないとかだと、ちょっとアレなので...(笑)」

桑原「確かに違うタイプっていうのはすごくいいと思ってます。違うからこそ相手の良さを受け入れて、自分も良くしていこうって思えるし」

そんな2人が、今はスーパーバイザーという同じ立場で仕事をしています。複数店舗を見て指示を出す立場ですが、仕事のやり方はどんな感じですか?

桑原「僕は今でも店頭に立つことがありますね」

石井「自分はほぼ店頭に立たないです」

桑原「そんなに器用なほうじゃないんで、通達だけだとうまくできないこともあって、現場に行って感じたこととか、もっとこうしたほうがいいって思うことは実践してこういう風にしてほしい、って伝えるようにしてます。けっこうこの半年、特に序盤は現場に入ることは多かったですね」

石井「店頭には状態確認、チェックには行くんですけど、店頭に立つのはイベント日ぐらいですかね。超PAOとか、年末年始とか。

店頭に立たない理由としては、自分が店長だったこと、上司(町田さん)が店頭にたって一緒に働くってことはまずなかったんですよ。それがあったから、状況によってどうすればよいかを自分で考えることで学ぶことって多いと思うんです。

自分もそういう状況で成長してきたので、アドバイスはしますけど最終的には自分で気づいてもらうのが一番いいかなと」

お互い、第3事業部トレカの中核を担いつつあるわけですが、今後の野望とかはありますか?

桑原「僕がずっと思ってるのが、町田さんのやりたいことを実現していきたいんですね。社員になる前からそういう思いはずっとあって、強いですね。お世話になってますし、何かしらの形で恩返ししたいなと」

石井「野望かー。イメージはあるんですけど、なんていえばいいんだろうな...。場所とかにはあまりこだわりはないんですよ。もちろん今より評価を上げてさらに上の立場には行きたいです。ただ、その時AZismが必要としている場所があれば、そこで自分の能力を使って最大限の評価を勝ち取っていきたいなと」

最後に、お互いに対して伝えたいことがあればお願いします。

桑原「そうすね...当時は僕ライバルだと思ってたんですよ。けっこう。だからその、売上を競って戦う敵っていう認識もあったりして。でも、いざ一緒に働いてみて、ライバルっていう認識がどんどん薄れていって、すごい仲間意識が強くなってきたんですね。

だから、ジョンくんが辛いときには助けてあげようと思うし、キツイときとかがあれば、なんでも話してほしいって、そういう風に思ってます。一緒の方向に向かっていく、運命共同体みたいな。同じ立場になってみて、そういう思いが強くなりました。」

石井「桑さんにですか...。僕が社員になったとき、桑さんと町田さんの姿勢を見て、自分に無いものとかカッコいいものに憧れて、成長につなげてきたところがあるんで...。

人間なんで、落ち込むときや弱気になるときもあると思うんですけど、仲間としてもそうですし、人生の先輩でその背中見て育ってきたっていうのは変わらないので、自分の中で刺激になる人、いつまでもカッコよくいてください、っていうのが一番ですね。」

桑原「恥ずっ!照れるな~」

石井「まぁ二人が丸くなっちゃうと、勝ってもうれしくないんで。強くて抜きがいがある人でいてほしいですね(笑)」

桑原「(笑)」




桑原くんと石井くんの2人は、同時にインタビューしたら面白いだろうな、と考えて実現した今回のAZism人。

お互いまだ20代後半ということで、若さと勢い、パワーにあふれているのが印象的でした。おそらく、近い将来AZismの第3事業部を引っ張る人間としてもっともっと活躍してくれると思います!
(インタビュアー&撮影 企画戦略室 板垣)

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