見出し画像

2024年 自動車保険料が値上げしそうですが、ビックさんは無関係と思われる

2024年、自動車保険料が値上がりしそうです。

ビックさんは不正請求している様ですが、全く無関係に思われます。

↑この記事では保険料全体に影響があるかも知れないと煽っています。

今のところ、ビックさんの不正請求分は、

この記事によると約5千万円です。

令和3年度の自動車保険 保険料収入は

約4兆円(損害保険料算出機構より。端数繰上)

だそうです。

5千万の不正請求(余計な支払)が約4兆円の収入に影響するかと言ったら…

私は庶民なので、~兆円とか~千万円とかに馴染みがなく、5千万円を5千円に例えると、

収入 4億円
不正請求 5千円

収入が馴染みのある金額まで来ませんでした。なら、不正請求を5円にして…

収入 40万円
不正請求 5円

5千万は7/18の情報ですから、これから増えるかも知れません。過去に遡って請求するという情報もあります。ただ、増えたところで焼け石に水を垂らすかのような数字でしょう。また、遡る方法もかなり疑問で、「遡った」と言う形にして保険料値上げとか、するのかな? とも思います。

遡るにしても、修理が終わって普通に使っているユーザーの車を再度預かったとして、一連の傷の流れの延長のように傷を足しているケースが殆どでしょうから、どっからどこまでが本物か不正か、分かりません。

分かるような傷だったらそもそも、修理当時の保険会社の写真・見積チェック時にツッコミが入ります。

では、車を預からないでビックさんの従業員へ聴取と言っても、当時担当した従業員がまだ居ればいいですが、辞めてても普通な離職率、

です。元従業員が引っ越ししていたら、更に困難でしょう。

元従業員が見つかって話をしても、不正をそのまま素直に認めるかどうかも「?」です。元従業員のキャラによっては連絡付いた開口一番「あ? 誰だオメェ?」的発言な、バイオレンスキャラだったら「完」じゃないでしょうか(ネタですが)。バイオレンスさんへ行き着くまで苦労しているでしょうが、全て吹き飛びます。

これらの関門を全て突破してから、不正かどうかが分かるので、

↑この記事で書いた通り、車に詳しい人間が減っている中、そこまで出来るの? と、思う所です。
遡るって言わないと、世間やお国がうるさいから…、位な理由で「遡る」と言ってるのかな?、と、想像しております。
何件か遡っておけば、「実際は遡ってませんでした!」と言う事にはなりませんので。


話を変えて、そもそも、保険料値上げは物価高(原材料や人件費の高騰)と言うのもどうなんでしょう?

令和3年度の支払保険金は

約1兆8千億円(損害保険料算出機構より。端数繰上)

だそうです。

4兆円-1.8兆円=2.2兆円の余り

売上総利益率(粗利)は55%。余談ですが、ビックさんの修理車両目標粗利率は14%です。

仕入原価がないような保険業ですから、55%って言うのはボッタクリとまでは言わないにしても、物価(原材料・人件費)が上がったからこれを理由にして値上げしようとしていると思われても仕方ないような…

ビックさんの様な自動車販売業態だと、粗利率は15%前後あればOK(うろ覚えなので、ちょっと違うかも)と言う世界もある中で、55%もあって何に使ってるの? とは思います(極上な超美麗トイレとか無いと、生きていけないとかでしょうか)。

粗利率は良いけど、そもそも売上が少ない(私なんかは正にこれ)から、最終的な取り分(経常利益)が少ない業態もありますが、保険業は売上高も何兆円(決算書見れば分かります)です。

「値上げが嫌なら、やめろ。任意なんだから解約すればいいじゃん」と言うことかな、とは思います。


余談で損保ジャパンの決算書をサラッと見てみましたが、2022・2023年ともに投資活動で△3000億とか書いてあります、何したんでしょう。

それでも経常利益は2023年度、約1200億出してますから、ビックさんの5千万不正請求が如何にカスみたいなものか。保険会社単体で見ても、金額で言ったらこんな程度です。カスみたいな金額だから多少胡散臭くても、精査無しで保険金支払をしていた理由の一つかも知れません。

この記事を作っている間に↓こんな記事が出てきました。

保険会社が本気で言っているのか分かりませんが、ギャグで言っているのだと思いたいです。
この記事には↓であえて書かなかった、

自賠がオイシイ理由が書いてあるので、見てみて下さい。


読んでみて、1円でも価値があるなと感じて頂けましたら、1円寄付して頂けると助かります。