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東京日記後編

 写真が下手。文フリ撤収後、オカワダさんとくらなさんに打ち上げに誘ってもらった。宴席で撮った。配置が致命的なかんじがするが、具体的にどこがとうだめなのかわからない。濡久に話しかけながら労をねぎらう。アクリルスタンド嬉しいけど乱雑な部屋のどこに飾ったらいいか迷う。部屋を片付けるか。オカワダさんからえもさんの画集をいただく。わはは、嬉しい。脱力具合が好き。ぬいぐるみもかわいい。実物はこんなにかわいいのに写真にはそのかわいさが全然記録できておらず、自分の下手さに引く。


 文フリ会場では、昨年の打ち上げで具合が悪くなりせん妄が出たりしたのを覚えていてくれたのか、うろこさんが心配して様子を見に来てくれる。野球部ってかんじのさわやかなやさしさ。ありがてぇ。もたもたしていたら箱詰めや発送をオカワダさんが手伝ってくれた。やさしい。

 病院に通っているくらいなので具合はそんなによくない。ただせっかく医者のもとに通ってんだから、、、と貧乏根性のもと「あんたいい大学出てるんでしょ……私のレポート,,,添削してよね」と主治医に下書きを印刷したものを投げつける。というのは誇張で投げつけてはないが拗ねた子どもみたいな口ぶりで「ざっと目を通して悪いところがあったら教えてください」と言ってしまう。大事な頼みごとをするときほどぶっきらぼう、やだね。大人げないね。このあいだ雑談のときにわかったのだが、主治医は去年受けに行った放送大学の面接授業の講師とともだちだった。

 東京文フリ人が多すぎてびびってしまった。地方の集まりに顔をだして地道にやっていこう…と思う。わたしも人のブースをめぐるときもくもくと泳ぐカツオかマグロのようだったけど、一般来場者も大体マグロかカツオの目をして通り過ぎて行ったね。

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