ニアフィールドリスニング(aka. デスクトップオーディオ)始めました
前回の投稿からその後、しばらく実家でゆっくり休むことにしまして、オーディオは部屋に見合った規模に縮小することにしました。(レコードやCD、メインスピーカー、重いオーディオラックは押入れで休眠してもらいます)
折角なので、ミニマルオーディオとして、多機能アンプであるテクニクスSU-GX70とスピーカーだけで完結するニアフィールドリスニング(aka. デスクトップオーディオ)への形態に移行してみました。
テーブルにクランプするタイプのスピーカースタンドを設置して、その上にコンパクトめなスピーカーを。これまでの愛用スピーカー・SONY SS-NA5ESpeではサイズオーバーだったため、一回り小さく、評判が良く、何より懐に優しい(←懐が厳しい今、非常に大事!)イギリス製のDENON SC-E212を中古入手。そしてテーブルの脇にはベッドのサイドテーブルを、その上にアンプを載せて。スピーカーケーブルは家電量販店で売っているJVCの青いほうのものを採用(狭いところには柔軟なケーブルが取り回しやすい)。
スピーカーの左右距離はウーファーの中心点基準で60cm、耳までの距離は75-100cm程。テクニクスのアンプでLAPC、自動音場補正をかけるだけでなんとびっくり高音質!なシステム完成です(グッ)
*手持ちのMUJI折りたたみ式テーブルをそのまま流用しているため、スピーカーの左右距離が短いです
少しだけDENON SC-E212というスピーカーの特質に触れますと、いい塩梅の箱鳴り(鳴きすぎない)で、全般的にやや乾いた感触。ニアフィールドリスニングではボーカル(の子音や拡散成分)が耳まですっ飛んでくる独特の感触がさすがイギリスのスピーカーっぽいなと思わせます。このサイズとしては低音は充分で、物足りないと思えばアンプのイコライザーで対応できる範疇。加えて密閉型ですからバスレフ型特有のエアダクトのノイズとも無縁です。
解像度が必ずしも高いわけではないですし、特にツィーターの質に価格相応感ありますが、聴いていて楽しくなる、そんなスピーカーです。
また低音の量感を担保しながらデスクトップで許容できるサイズに収まるのもグッドポイント。単品では時代を感じる?と思っていたところ、実のところ築30年以上の家屋にはよく馴染むデザインですね。
デスクトップオーディオを始めてみて思うのは、まず省スペースでありながらスピーカーが実現する音場感をしっかりと享受できること。生活との関わりとしては、デスク上での作業や勉強の休憩時間の合間に軽く音楽を楽しめるようになったというところでしょうか。今までは気合いを入れる聞き方(?)だったのでつい聴きっぱなしになったりということがありましたが、これはいい意味でスイッチのオンオフがしやすくなって時間のメリハリがついたような気がしています。
こうしてオーディオとの付き合い方が変わりつつも、趣味を楽しめるのは嬉しい限りです!
オーディオに時々励ましてもらいつつ、勤め人復帰に励みたいところです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?