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レビュー:ホットウィール Color Reveal(日本未発売) Drift King & Urban Agent

 今日紹介するのは現行のホットウィールにおける海外限定ラインのひとつ、Color Revealです。
 Color Revealは温度で色が変わるホットウィールであるColor Shiftersの派生ラインで、ベーシックカーのカラーシフターが2台入っているものの他に、モンスタートラック1台+装着可能な水鉄砲が入っているものも存在するようですが、今回はベーシックカーのものを購入しました。

Color Revealの概要

 ドラム缶状のパッケージを開けると、このように単色の水溶性塗料でコーティングされたミニカーが個包装で梱包されています。

 付属のミニブックに遊び方が記載されています。
 開けた後のパッケージに水を注ぎ、ミニカーを中で回転させることで水溶性塗料のコーティングを落とし、「ミニカー本来の色を明らかにする(Color Reveal)」ことができ、その後はお湯や氷水で温度による色の変化を楽しむことができます。

 ツイート内に動画あり。車軸が錆びる可能性があるためコーティングを落とした後はよく乾かしたほうがよいと思われます。また細かいモールドなどに塗料が残りやすいため、そうした部分は水道水などで洗い流すほうがよさそう。

 ラインナップ一覧。すべてオリジナルカーで、単品のカラーシフターにあるような実車は含まれていません。色で二台の組み合わせがわかり、今回入手したのはピンク色でコーティングされたDrift KingUrban Agentでした。
 上部の「1」はMix1・Mix2といった弾を指していると思われますが、海外Wikiに記載されている過去に発売された2021年・2022年Mix1のラインナップ内容とは異なるため、2023年Mix1ということになるのでしょうか。参照したWikiにも2022年Mix1までの情報しか記載されておらず、わからない部分も多いです。

Drift King

 2007年に初登場した車種。露出したエンジンと大きなリアウイングが特徴です。冷たい時は緑色になっています。過去のベーシックカーとしての登場時はエンジン部がメッキであることが多かったようですが、これは黒成形であまり目立たない印象です。

 どことなくサイバー的な印象を受ける、黄色ラインのグラフィックス。

 温めるとレモン色になり、ウィンドウやホイールの青色とのコントラストが引き立つほか、グラフィックスの緑色部分がより目立ちます。

 Color Revealに含まれるミニカーはすべてタイ製だそうです。

Urban Agent

 2008年に初登場した車種で、デビュー当時はフロントグリルからバネ仕掛けのミサイルを発射できるギミックを備えていました。2014年の金型改修でミサイル発射ギミックが削除されたようで、今回のColor Revealに入っているのも金型改修後のものです。

 冷えていると濃い緑色の中にターコイズグリーン系のファイヤーパターンが浮かんでいる状態になります。タイヤはクリアイエロー。

 フロントグリル・リアのマフラー周辺・ウィンドウのほか、側面にある銃身のようなディテール部もクロームメッキ。

 シャーシ底面にはミサイルのディテールがたくさん。

 温めると全体的に色が薄くなり、ファイヤーパターン部分の色に近くなります。

 部分的に濃い色が残っていることで印象の変化が目立ちます。

 室温ではまだらな色合いになったりもします。

総評

 オリジナルカーのみのラインナップと、それらの国内未発売バリエーションという点に魅力を感じる方、水溶性塗料を落とすギミックを試してみたいという方などは一度購入してみるのもありかと思います。
 コーティングを落とす際にどうしても水に漬ける過程を挟む以上、できるだけよい状態で保管しておきたいという方には向かないかもしれません。

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