変な家2 読んだ。


初っ端から読んだ記憶のある文章で、ダブって買ってしまったのかと思った。違ったらしい。いやでももしかしたらダブって読んでないだけかもしれない。ネット記事か何かで読んだんだと思いたい。そんなこんなで少しの不安を抱きながら記憶を呼び覚ましながら読み進めたら、恐らくそれ以降は読んだことない話だったのでとりあえず安心した。

雨穴さんのお話は読みやすくてするする読める。
たぶん、3時間くらいで読めた。


話が進むにつれて、あれ…これって………?と想像を掻き立てるのが上手い。
資料ってどういう事?え、こんな腑に落ちない感じで終わるん?と思ってたら、最後に全部繋がった。
ぜんぶで11、ひとつひとつの話がそれぞれ伏線になっていて最終パートで仮説という解決パートに繋がるながれは、読んでいて気持ちが良かった。

栗原さん出て来ないな、と思ったら最終パートで出てきてハッピー。
しかし、栗原さんの描写のあたりで映画の栗原さん(佐藤二朗)がチラついてあかんかった。映画の栗原さんは許さない。解釈不一致すぎてまじむり。
というか映画自体が解釈不一致…………
良かったのは間宮祥太朗の顔面だけだぞ。

話逸れた。
長野の一軒家買った人可哀想。あのあとどうしたんだろ。ってか、結局あの家のいわくの登録した人は誰??

悪徳業者の闇を知っただけで終わるのが実になんとも。
全作でもそうだけど、全て推測であり真実に近しいだろうけど真実ではない、というところが魅力であり物足りないところでもある。
より、現実っぽさがあるかもしれない。

でもこの後しれっと記事にしてるかもしれないね。いや、圧力で消されるか。

圧力といえば潜入取材したジャーナリスト?はあの後消されたりはしてないだろうか。大丈夫?生きてる?記事は圧力かかってたぽいけど、人間は生きてる?気になったよ。

そんな感じで、今回も面白かった。全作よりかなり読み応えがあったような気がする。
変な絵も実は買ったまま眠っているから次は変な絵を読もうかな。


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