ゲームプレイ週記#220「マリオカート8 デラックス」(2)

アップデート終了

ヘッドスパの新しい担当者とマリオカートの話をしたのがきっかけで久しぶりにやってみた。いつ見ても宇宙に自分よりもかわいいMiiはいない。配信をたまに見るくらいのことはしていたから、アップデートの内容はなんとなく知っている。ゲーム内に大きな影響を与えた変更はアイテムの厳選が封じられたことだろう。打開の戦術それ自体は生きているのだろうが、チーズランドを走ってみたら初動で誰も止まっていなくて違うゲームになっていた。

ゲーム外の仕様変更では、野良の200ccとミラーの頻度が大きく下がったことが嬉しい。ただでさえインターバルで長く待たされた挙句に望まないルールを強いられるのが嫌だったので、この改良があったおかげで再びやってみようと思えたところが大きい。あとこれは有名な話だが、ワルハナ一色という環境ではなくなりカラフルなヨッシーや姫が見られるようになった。僕もデイジーで熊に乗っている。

コースがわからない

グランプリの数が初期に比べて倍の24個になり、96のコースがレースの候補となる。知らないコースに投票したとして、人気の偏りもあっていつまでも走ることのないコースがあったりする。特にセクションになっているTour由来の都市コースなんかはたまに走っても覚えられる気がしない。なんとなくでも遊べるが、知るべきことを知らずにやっているだけではミスが減っても強くはならないだろうと感じる。

行き先がわからないことへの不安があるし、コースへの理解度が低いから適切なアイテムの使い方もできない。しかし9000周辺のレートだと同じようにわかっていない人もいて、自分と同じ死に方をしている姿を見ると安心する。冒険しなければ運良く後ろが潰れて1位も取れたりはするので、ほとんど観光を目的に走っていても面白さはある。SJという新たなテクニックも理屈はわかったが使うレベルにないだろう。難しいことはやらない。

今後

完成されていると評判の8DXにも代わる新作がSwitchの後継機では出るはずだ。予算を集中投下した大作をマイナーチェンジして長生きさせる時代だから、スプラトゥーンのようにあまり変わらないものが出てくるだろうか。パーティーゲームとしての充実はもちろん、競技シーンではチーム戦が人気だから、そのあたりはサポートが強化されるのかもしれない。ボイスチャットは周りの声だけが聞こえるような仕様になったらちょっとだけ繋いでみたい。

一番大きなモチベーションになるのは身近でやっている人と話すことだから、これまでのように圧倒的な間口の広さを誇っていくべきゲームだと思う。僕も大学時代に後輩と毎日のように話しながら遊んでいなかったら、8DXの基本的なテクニックも知らなかっただろう。組織から離れるとどうしても疎遠になってしまうもので、あの環境が懐かしくなる。シェアハウスまでいかなくともゲーマーが集える集合住宅のようなものに少し憧れる。

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