ゲームプレイ週記#226「クイズマジックアカデミー」(10)

単語帳アプリ

通勤時間が長く外出中の暇な時間は多いので、大学受験期のように単語帳アプリを暗記に活用してみる。漫画やブログ、まとめサイトに比べて画面を注視する必要がなく開きやすい。ブラウザで調べたタブをそのまま残して後で思い出したりはしていたが、流石に真面目に覚えるならツールを使ったほうが効率的だろう。大学で項目反応理論を勉強したときに忘却曲線と組み合わせてアプリを作ろうかと思ったが、いまいち使い方を思いつかなかった。

「Newmonic」というアプリを使ってみていて、これがなかなかにユーザビリティが高く、丁寧ながらに無駄がない作りで素晴らしい。ワンプレイで出題数が多くなりすぎないようになっている上に、記憶のフェーズによって一定期間は出題されず擬似的なスタミナ制になっている。迷いなく正答できるようになった問題は早々に出題されなくなるので、一つのデッキに流し込み続けても機能する。検定の予習復習と、問答形式が入れやすいことから登龍門でスポタイの強化にでも使おうかと思う。このゲームを始めた頃はスポタイが全くできなくてニコニコ動画の替え歌に世話になったのが懐かしい。

日本の古代・中世史

アニメ化した逃げ上手の若君が3巻分無料で読めたので、コンテンツになることが少なく手薄になっていた日本の古代・中世史をやってみた。明らかに対策を求められる西洋史などと違って、受験知識以前になんとなく馴染みがあるから後回しになりがちだと思う。鎌倉の将軍は親王以外はわかるが、執権の北条は数が多すぎてわからない。今となっては親しみやすい動画がYouTubeで探せば見つかるし、特にこの時代なら「まなれきドットコム」の記事が充実していて読みやすかった。

年号などを語呂合わせで暗記するのは本質的ではないと言われるが、周辺を把握するためのツールとしては正義だ。参考書に載っているような小話もそうだがまずは頭に残りさえすればいい。四職の「(侍の血で)京都の山は赤一色」は有名だが、三管領に良い覚え方はないだろうか。漢字が自然を表すという共通点もあるが、今のところはコンパクトな「ほしばたけ」を採用している。似たケースとして暗記法を紹介しているサイトにあった三筆の「筆の速さが空前絶後」の完成度は高かったが、三蹟は特にこれといったものが見つからないまま覚えてしまった。

令和アイドル

新規の令和アイドルもSまではやった。問題がさほど多くなく、かつ令和といっても現在活動していれば出てくるためユニットは大体わかるので、かなり易しく感じた。とはいえ女優やアイドルへの興味はテレビ雑誌を読んでいた中学生時代がピークで、容姿が良い人は好きだし目の保養になるのはわかるが何分インタラクトできないものを追わない性格なので、少しでもマイナーになると怪しい。複数の問題で出る高山一実や菅井友香すら知らなかった。

こうしてアイドルというジャンルで見ると乃木坂の強さがわかる。そして某サイトを見ていると、その中でも西野七瀬の圧倒的な知名度が窺える。問題のアップデートが早そうなみんはやのプレイを後ろから見ていたら、A帯に上がった途端に大きく難化して無言が増えていた。ゲームプランナーはなぜ難易度曲線を破壊してしまうのか。半分がセレクトという識別から成りフックとなる知識の充実を求めるQMAに対し、早押しは尖った情報を正確に記憶することを求めてくる。

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