ゲームプレイ週記#208「ファイアーエムブレム 風花雪月」

最も売れたSRPG

これだけ評価が高いのだからいつかはやろうと思って買ってから年月が経ってしまったが、重い腰を上げて風花雪月をやり始めた。FEは大昔に紋章の謎を投げ、ifを人がやっているのを見てキャラデザが良いと思いつつも手を出さずで、長いシリーズでありながら一本もクリアしていない。風花雪月について知っているのは3つの学級から選んで教師を務めることと、その主人公がスマブラSPに出ていることくらいだ。

今作は大修道院にある士官学校が主な舞台となっており、その施設のスケールがいちいち大きくて素晴らしい。生徒とは会話で交流するだけでなく、教師らしく指導を行う時間も設けられている。初めは何もわからず手探りで育てるところがリアルな新任教師という感じだ。キャラは今のところベルナデッタが気に入っている。軽く調べてみると、弓はタクティクスオウガばりに射程と火力を両立しており手軽に扱えるため、全員に持たせておくといいらしい。

なしルナ黒鷲

ベレトで黒鷲の学級を選んだ。心配しながらもルナティックで始めたが、最初がクライマックスという感じで少しずつ楽になってきている。SRPGに慣れていて普通に時間があるなら、ルナでも成り行きで進められると思う。初戦の鷲と獅子と鹿の戦いは本当に厳しく、左ルートの一択であることを確認してからも、模擬戦であることをいいことに捨て駒として森に置いたカスパルが回避を連発して硬すぎるドゥドゥーを削り切るまでは勝てなかった。

ロードが長く死にゲーをやるにはリトライに時間がかかりすぎるが、「天刻の拍動」という巻き戻し機能のおかげで何度かの死は回避できるようになっている。セーブポイントとして盤石な態勢を整えることに価値が生まれる良いシステムだと思う。ちなみに余った拍動でレベルアップをやり直しても成長の乱数は変わらないらしく、気長に厳選しようという人はリセットで種を更新する必要があるようだ。

当たらない計略

霧の索敵マップがなかなかに辛く、こちらが大きく動けない中で好き勝手に無双して退場していくカトリーヌにそこそこの経験値を吸われてしまった。一方的に範囲攻撃ができる計略は使っていきたいものだが、ベレトの計略の命中率が時を戻しても当たらないほどに低くて困っている。連携したとしても50%に及ばず、実効命中率が採用されているのでその場合の実際の確率は表記よりも低い。

命中率には魅力が効いているようなので、引き抜けないキャラを除きお茶会には積極的に参加して上げていこう。SRPGながらにお茶会という、アンジェリークかと言いたくなるような幕間が用意されており、会話の選択肢で正解を選んでいくことにより成功に導くことができる。サクラ大戦のLIPSのように制限時間が付いているものの、現代ハードではOS側からポーズができその間にユーザーに不利益なことが起きないことが約束されているので、実質的には意味がない。

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