ゲームプレイ週記#201「不思議のダンジョン 風来のシレン6 とぐろ島探検録」

好評の新作

久しぶりに発売日にゲームを買った。最終的にどれだけ遊ぶかはエンドコンテンツの質次第だが、今のところ幅広いプレイヤーから高評価の声があるようなのでシリーズの存続は保たれたのかもしれない。3作目から迷走し衰退した末に、久々の新作で原点回帰して再評価される流れはモンスターファームでも見た。失敗すればIPを潰しかねないということで、コストをかけて新しい仕様のヒットを狙うリスクの高さが窺える。

櫻井Dによるとサイクルの高速化を重視したらしい。アスカ見参以上の快適さを期待していたが、マストだったiDashも採用されているしプレイ感は良いと思う。個人的には平均攻略Lvなどの集計が面白く、ゲームでももっとこういう統計を取って活用してほしい。前作から実装されているらしい配信向けのbiimシステムのようなレイアウトは、案外そちらを見ない気がしてテレビモードでも今のところは使っていない。

ゲーム内の変更点

まず大きいのは自分の回復力と敵の火力がどちらも高くなっていることだろう。飛び道具が通らない3割バッターに仕方なく近接で挑むも手痛いダメージを受けて面食らった人は多いはずだ。囲まれて詰む前に回復を挟みながら各個撃破し、鉢合わせても逃げられるような手段を備えておくことが生存に繋がる。デッ怪についてはまだまともに対面していないが、倒すのが面倒でも逃げていれば済むというなら気にならないかもしれない。

モンスターの仕様や出現テーブルが確認できるようになったのはかなりありがたいといえる。値段識別も一覧性は劣るものの手帳を参照できることにより攻略サイトに頼らずともゲーム内で完結でき、店に入ればアイテムを置かなくても値段がわかるようになりスムーズになった。それからアイテムに関しては、投げ落としたい地点から歩数を数えなくとも補助線を出して見渡せば調整できるようになっている点が便利に感じる。

メインシナリオクリア

とぐろ島では14Fでいきなり死んで、もしや難しいのではと思ったら装備が弱すぎただけだった。次で難なくクリアし、イベントを回って合成などを解禁した。最終的には共鳴する青神器のどうたぬきと金神器のおにおおかみを拾って育てている。割と床落ちしている普通の剛剣マンジカブラと風魔の盾よりも強いから、神器を引けたら勝ちになりそうだが流石に何個か拾えるようにはなっているのだろうか。

ミドロ族は全てが殴ってこずダメージで分裂するので、ぼうれい武者に取り憑かせて階段の上で稼ぐようなシチュエーションは多いのかもしれない。犬状態で挑む水龍の洞窟のミドロは攻撃力を下げてくるからこれも稼げるかと思ったが調整が難しかった。扱えない装備品は変化させるしかなくておにぎりとギタンにまみれていたが、特技システムもたまにやると面白い。あとは10Fだったからカカ・ルーの神意だけやったが、罠のアイコンが妙に見づらい気がする。

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