「後悔しかありませんよ」言って
ニカッと笑う笑顔の深さ
リアカーを押して進む黒い二の腕
汗を吸った軍手の上にだけ広がる青空
シワの隙間に探しかけた生の残滓
ただひたすら生々しく立ちのぼる影の匂い
車輪の下で溶け出した瓦礫
眼には動物のごとき”今”しかなく

今を生きてる詩だった

水もしたたる真っ白い豆腐がひどく焦った様子で煙草屋の角を曲がっていくのが見えた。醤油か猫にでも追いかけられているのだろう。今日はいい日になりそうだ。 ありがとうございます。貴方のサポートでなけなしの脳が新たな世界を紡いでくれることでしょう。恩に着ます。より刺激的な日々を貴方に。