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うたがわきしみの宇宙Ⅱ

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140文字では収まりきらなかった、うたがわきしみの世界観。コラムやエッセーやうわごとじゃない。あくまで、なにかしら、きしみの宇宙を匂わす作品になっているものたち。主に詩。ギャグ系…
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#ポエム

あなたがあなた自身のいのちを 持ってしまっているということを どうか注意深く握りしめて生きて下さい 時を感じ空間を認識し あらゆるものを見つめ味わい 宇宙と同じ広がりを持った心に 月を浮かべ発動できる者よ 時速千七百キロで回転する星で振り飛ばされず こうして今を感じられる永遠体よ

どうか安心してください 文字も言葉もいのちも壊れません 全てはこれから起きることのために 必要なことだったと思って下さい いつでも傍におります 見えても見えなくても 繋がった宇宙におります 星の体を持った子供たち 海の鼓動を連ねた波動たち あなたたちはそのままで 尊極の概念でした

『ラストクローン』

百万回蘇生を繰り返して、 生きながらえてきました。 もう一度貴方に会いたくて……。 でも、 そろそろ記憶の劣化が限界に達したようです。 もう、あなたの顔も声も思い出せません……。 ただ、あなたの欠片のような温もりだけ、 まだ、胸の奥にあります。 どれだけこの日を待ちわびたことか。 ついに、貴方が目覚める日が来たのですね。 なのに、それを、心から、喜べないなんて…。 だから、神様は、私に意地悪をしたのですね。 次のクローニングで、 「貴方を知ってる私」は 完全に消えること

今は無理でも 明日なら絶対に死ねる という覚悟が出来た君なら 確実に明日も生きれるよ そして明後日も 死ぬ気で生きれるなら 君は何だって出来る #詩 #詩あるいは死のようなもの #暴力的ポジティブ

毎日流れ弾に当たっています #自由律絶句 #自由律俳句 #一行死 #一行詩 #進撃の詩人 #ポエム #ナンセンス #詩人 #詩 #雨の弾丸

「おはよう」の代わりに抱いてほしい #自由律絶句 #自由律俳句 #二の句が継げぬ #進撃の詩人 #一行詩 #詩 #ポエム

昼もないが朝も夜もない #自由律絶句 #自由律俳句 #一行詩 #ポエム #詩 #詩人 #進撃の詩人

眠っては起き 吸っては吐く 人は生きながらも 小さな生死を繰り返している ちゃんと死なないと ちゃんと生きれないから ちゃんと散って ちゃんと咲こう #詩 #詩人

「朝と夜と君と僕と」

朝陽は颯爽と君のもとへ。 風は激しく僕の背に。 夕陽はゆっくり君のもとへ。 闇は密かに僕の中に。 月光は静かに君のもとへ。 雨は優しく僕の上に。 星々は等しく君らのもとへ。 雪は儚く僕らの上に。

「ひとこと詩」

すっぴんで、さみしい

「求めるもの」

皆に遅れることがそんなにいけない? みんなと同じことが出来ないのがいけない? 授業をうけたくないのは、わからないからなんだ。 わからないから耐え難くつまらないんだ。 みんなはどうしてわかるのに、 僕にはわからないんだろう。 ただただ苦痛に耐え、 耐え切れずにサインをだせば、 比べられて叱られて叩かれて。 先生は死に神で、この世は地獄だ。 僕に生きる価値などないのか? 世の中すべてがつまらなく思えてくる。 どこかに行きたい。 ここではないどこかなら、ど

僕は君を見つけた。 君も僕を見つけた。 見つかりあった。 だから今ココにいる。

むなしい抱かれ方する夜人形 あたし