見出し画像

ゴミ屋の雲助が夢を語ってみる

初めまして。主夫でWebライターのアザレア(@azalea_blog)です。
たまにはトレンドにも触れてみます。

Twitterで「底辺の仕事ランキング」なんてのが話題になってましたが、あれ2022年とかの記事なんでもう掘り返すのもバカバカしいと思いつつ、定期的に炎上する話題だもんですから、いっちょそんな底辺のお仕事を10年やってる僕からもお気持ちを表明しておきたいです。

SNSでは皆さんアレコレ言ってますけど、まぁ底辺職ですよね笑
ゴミ屋さんもトラックドライバーなんてのは、かなり社会的地位が低いお仕事だよね。ってのはこちらも自負してます。

僕は18歳で高校卒業してから25歳までの7年間、行政のゴミ回収の仕事をしていました。ついでにいうと、高校3年間のアルバイトもそこだし、今でも産業廃棄物の仕事もしてますし、さらには父も廃品回収業(行政書士の掛け持ち)で祖父もトラックドライバーだもんで、根っからの底辺職家系です。へへへ。

底辺ってのは

  • 誰でも出来る

  • 低賃金

  • キツイ

という
わざわざ手をあげて志願する仕事ではないよね、という意味で今回は使わせてもらいます。

お察しの通り、ごみ回収なんて休みはないし、外仕事で体はきついし汚いというハードなお仕事です。でも、割と決まった業務の繰り返しだから誰でも出来るということもあって、色んな人が働いていました。

ハッキリ言えば、軽い精神障害のある方・反社会的勢力と仲良し…らしいという方・前科持ち・大企業をクビになって家族に離婚されて、日銭を稼ぐためにやってきた方。
ゴミ屋以外では働けないだろというような経歴の方が、行きつく受け皿的な場所が底辺職なのかもしれません。

ただ、現場で働いていた人間からすると素晴らしい場所と称賛する場所でもないかな…というのが正直なところ。

というのも、労働環境が良くないです。

僕のいたところでは、労災はないし社会保険はないし昇給もないという素晴らしい黒ずくめの会社だったもんですから、安易に人には進められません。じゃあ個人事業主として青色申告させてくれるのかと思いきや、それも出来ないのでまぁなかなか困ったものでした。

となると、同じ人が残ることもなく優秀な方は順番に抜けていきます。残るのは新人のみ。新陳代謝が出来ているといえば聞こえはいいですが、ベテランがいない現場というのは、統率もとれず難しいところもあって…

まぁその辺りの話は別の議論になるので、どこかで…

ともあれ、誰でも出来る仕事だけど低賃金で人には勧めにくい。僕のnoteを読む人だと、もしかしたら聞き覚えがありませんかね?

Webライティングにも通じる部分があると思います。

Webライターさんの中には、色んな事情を抱えた方々がいます。仕事を辞めた方や、主婦、副業で働く人。
僕のインタビュー企画Azaradioを始めようと思ったキッカケも、Webライターにバックボーンが面白すぎる人が多いことに気づいたことからでした。

誰でも出来るというのは、少し誇大広告すぎる気もありますが、どんな方でも始められる受け皿的な側面があることは確実です。

僕は件のゴミ屋では稼ぐことができず、辞めてしまいましたが面白い業界だったと思います。受け皿的な部分だけでなく、そこで過ごした毎日も含めて。

底辺職で働いていた、現在もWebライターで働く僕だからこそ、社会的受け皿の仕組みをWebライティングでも発揮できたらいいなぁ…

という遠い遠い夢のお話でしたとさ。

ゴミ屋の雲助で会社起こせなかった未練をまだ抱えながら、まずは法律のお勉強からやってこ


サポート支援感謝します。活動資金として使わせていただきます!