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把握と対策ゥ! 片耳中等度難聴生活の工夫

こんにちは、あざえです。

タイトルにもありますが、私は右耳が正常聴力、左耳が中等度難聴です。私の左耳は、高音や電子音は鋭くうるさく聴こえ、中低音や風の音、車の走る音が聴こえないという感じです。「誰かが喋っている」ということ自体はとても小さな声でもわかるのですが、普通の声量・速さであっても会話の内容は聞き取れません。

右耳が問題なく聞こえているので苦労はしてきていませんし、気づかれたこともありません。しかし、自分で把握し対策をしていなければ支障があることは意外にあります。今回は私なりの対策を紹介しようと思います。

1.電話は右でとる

まぁ当たり前ですよね。聞こえない方でとってどうすんねん!って。

ですが、電話は左でとり、右手でメモをするのがやはりスタンダードです。電話機はそのようにできているので無意識に左でとりがちになります。誰かから代わるときも左に渡してくるので、右にあてるのを忘れないように。

小さい頃は(診断はでていたものの)自分の聴こえ方を理解していなかったので、何度聞き返しても聞き取れない時があるなと思っていました。左でとった時のことですね。

2.耳打ちされる前に気づいて方向転換

これが一番不便かなと思います。耳打ちって大体1回しかしないので、え?と聞き返していたら遅いということが多いです。この人小声で話しかけようとしているなと気づいたらすぐに右耳を向けるようにしています。相手は急に180°回転する私にびっくりしますが。(笑)

これは中学生のときに副顧問の先生から急に左に耳打ちされて聞き返したら怒られた経験から学びました。以後耳打ちアンテナ導入です。

3.イヤホンはモノラルオーディオ

これは音楽人間としては悲しむべきなのかもしれませんが、私ステレオで聴けないんですよ。悲しんだことないけど。

イヤホンのステレオって、右から主旋律、左から低音と飾りの旋律、みたいな感じじゃないですか。もろ聴こえないパターンです。きっと大差ないと思うので別に良いですが。スマホを買い替えた時に設定変更しています。

あとは誰かとイヤホン半分こするときは右にしてね、というくらい。

4.伝言ゲームは右で聞く

あんた日常生活で伝言ゲームすんのか?って。しませんよ。でも、今思い出しても手汗をかくエピソードがあります。

小学校の全校集会でクラス単位で伝言ゲームをして競う回があったのですが、その当時まだ聴こえ方を把握していなかったもので、皆と同じ方向である左で聞く形になってしまったんです。いつまでたっても聞き取れなくて焦りまくる。それはまるで、「罰ゲームで一発芸が何も思いつかなくて静まりかえった教室の時計だけが音を立てていて時間の経過を感じ涙の味を感じ始めた」シチュエーション……

皆さんはこうならないように、伝言ゲームにはお気を付けを。


5.鈴を身につけない

これは聴力とは直接関係がないのですが、鈴の音を聴くと左耳の奥がパコパコいうのです。困ります。私の難聴は耳小骨のひとつが上手く動いていない、もしくは小さすぎる(?)のが原因のようなので、その点でパコパコするのと関係があるのかな?と思っています。

猫がよく首につけていたような籠った音の鈴は平気なこともありますが、鋭い音、安物はアウトです。家や自転車の鍵には落としたときのために鈴をつけることが多いですが、私はつけられません。可愛いキーホルダーを見つけたら鈴だけ取り外して付ける(笑)


大体上記のような工夫をしながら生活をしております。他にもありそうなので思い出したら書きます。

片耳が聴こえるので、ありがたいことに不便なことはないです。ボーカルの先生にも、「全然わからない、音程もすごくとれてるし」といわれました(自慢)。ですがやはり自分の聴こえの特性を知り、支障があるところに対策を立てることは本当に大事!!と思います。知っているだけで随分楽になりますからね。

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