夢日記

この世界でもまたで何かと戦う使命だった。
その中で目覚えのある顔たち。
愛しい人の隣に座っていた。
チャイムが鳴り、皆が戻る中、教室にあるものを思い出し我先にと駆け出した。
スパイダーマンのように手首からは糸をだし、それに引っ張られていった。
部屋につき、あるロッカーを開ける。
その中に入っていた細々とした武器たちを手に入れるが、銃が足りないことに気づく。
すると部屋に入ろうとする人が扉を開けると、中にいる大勢の姿はまるで見えないようだった。また閉め、出て行く。
ふと窓の外を見るとどこかの民家の様子が見えた。
「旅」の儀式だ。
あれは政府の連中か。
悟った住民と、喚く子供。
「あなたが、やったからよ!」
怒りの形相で子供に怒鳴る母親。
まずは父親だ。
連中に囲われる真ん中に、父親はいた。
それでは、と大判のナイフを持った連中の1人が父親の首に、それを突き刺す。
断末魔の叫び。
再びナイフは首に当てられ、スパッとはねた。
茫然とする一家。
「それでは次は」
と、呼ばれたのは一家の長男だ。
青ざめた顔をして、せめてもの抵抗か無言で暴れる。
「これはあなたの旅なのですよ!」
甲高い女性の声が、笑顔で長男に言う。
押さえつけられ、酸素マスクのようなものを顔に取り付けられる。
無表情で、もうすでに魂を抜き取られたかのような顔。
そこに何も知らない長男の恋人が現れ、何をしているのと近づいてきた。
誰も止めず、長男のそばにしゃがむ。
「それでは」
マスクのスイッチが入る。
直後、長男は苦しみだし皮膚には赤黒い斑点模様が浮き出た。
「なに!なにしてるの!」
慌てふためきマスクを剥がす恋人に、誰もなにも言わない。
血を吐きながら彼は死んだ。

あれが私たちの敵だ。

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