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2020年1月に注目した旅行業界情報(東京ディスニーランド・ディズニーシーのチケット価格値上げ、渋谷区とGoogleがデジタル観光戦略で提携など)

2020年1月、様々な出来事があった旅行業界の中で、私が特に注目した内容を「旅行者視点」「観光業視点」でまとめました。


旅行業界の影響

まずは旅行者視点の話題から。

上記発表が運営からあったので、「これから観光業への影響も情報として出てくるものと思われます。」といった内容を元々記載していましたが、以下の情報のみ残す形に修正しました。(2020/2/2公開 -. 2020/2/3 22:00付近修正)


海外に行かれる場合、外務省の公式ページで逐次情報が発信されていますのでチェックしましょう。

外務省 海外安全ページ



残りの記事は、公開時から変更はございません。

東京ディスニーランド・ディズニーシーのチケット価格値上げ

1デーパスポートから年間パスポートまで、2020年4月1日購入から値上げになります。

唯一無二の価値を提供できる場所だけに、価格戦略も他に左右されないところは強みですが、入場者数の変化が今後どうなるか。

訪れる人は減らないと思いますが、訪れる回数への影響は気になるところです。

年間パスポートなどを買うなら、4月1日より前がよさそうです。

プレスリリース


ANA 今週のトクたびマイルが継続

2019年度限定だったANAの「今週のトクたびマイル」が継続され、1月も提供されました。

サイトはまだ2019年度限定(2020年2月2日現在)となっているので、今後も続くかは不明ですが、顧客メリットのあるサービスなので、今後も続くことを願います。

公式サイト

https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/promo/wa_t/


レッドブル 学生限定トラベル・アドベンチャー「Red Bull Can You Make It?2020」

一部の学生であることなど、いくつか参加するのに女権があるイベントですが、非常に面白そうなので紹介です。

詳細は公式ページを見てもらったほうがよいので割愛しますが、概要としてはレッドブルを渡されるので、それを元に移動や宿泊、食事などを手に入れつつ、チェックポイントやチャレンジを成功させながらゴールを目指すというものになります。

レッドブルはこういった取り組みが本当にうまい。

応募は2020年2月18日とのことなので、興味のある方は忘れずに

公式サイト


3/29にPeachが東京(成田)-長崎/鹿児島路線を就航

同一路線はジェットスター・ジャパンが既に運行しており、利用者にとっては選択肢が広がるとともに、価格面でのメリットの恩恵を受けられる可能性も高くなりそうです。

就航時期も、九州はもう温かいので良いタイミングですね。

告知ページ

https://www.flypeach.com/lm/st/route/narita_nagasaki_kagoshima



ここからは観光業視点の話題を紹介します。

JR東日本が立て続けに新しい取組みを開始

「駅構内にある自販機でタイムセールスを開始」「新潟駅でAIを用いた日本酒観光案内バーを期間限定オープン」「上越線土合駅で無人駅グランピング施設を期間限定でオープン」と3つの興味深い取組みを公開しました。


自販機のタイムセールのプレスリリース

新潟駅でAI味覚判定を用いた「日本酒観光案内バー」を期間限定オープン

上越線土合駅で無人駅グランピング施設を期間限定でオープン


JAL Win a Trip with JALキャンペーンを開始

訪日外国人向けのキャンペーンで、どこかにマイルの仕組みを利用して、最大10万席(往復なので5万名)を無料で用意するというもの。

人の流れができるので、対象地域になったところは観光的には潤う可能性が高いと思われるキャンペーンになっています。

プレスリリース

公式ページ(英語)


渋谷区とGoogleがデジタル観光戦略で提携

Googleの持つ「Map」「アシスタント」「翻訳」などの機能をうまく観光に応用する取組みをするよう。

渋谷区は旅行に限らずITへの目のつけどころがよく、動きが早いので、今後も目が話せない行政の1つです。



2019年、史上初めて日本人海外旅行者数2,000万人を達成

インバウンドの話題が多いですが、日本人の海外渡航者数も順調に増えていますね。ただ、2020年は新型コロナウイルスの問題やオリンピックでの国内移動などもあり、2,000万人超えを維持できるか注目です。


2019年の訪日外国人者数は2.2%増加の3,188万2千人

4,000万人という目標を前提に見ると、停滞期に入った感じもしますが、伸びているのは良い状態だと思います。

地理的要因もありますが、韓国・中国・台湾・香港からの旅行者への依存度が高いのは昨年と変わらず。

一方で東南アジア方面のベトナムやフィリピン、シンガポールが伸びているのと、欧米からの旅行者の伸びも10%以上となっており、今後もう少し訪日する国の人のバランスが良くなると、観光客も安定するのではないかと思います。

2020年は新型コロナウイルスの影響と、オリンピックの影響がどのようにでるか注目です。


今月は以上です。

※タイトル画像はフリー写真素材ぱくたそさんの写真を利用しております

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