「インバスケット思考」に挑戦!
今月、会社で試験を受けることになった。
昨年受けた先輩から内容を聞くと、「インバスケット」のような試験内容になるので、少し勉強してから臨んだほうがよいとのアドバイス。
はて。インバスケットってなに?となった私は早速調べてみた。
こちらの著者の鳥原隆志さんが、日本でインバスケットを広めている方とのこと。
インバスケットとは
1950年代にアメリカ空軍で生まれたトレーニングツールで、制限時間内に架空の役職・人物になりきり、多くの未処理案件の処理をおこなうビジネスゲームです。現在、日本では一流と呼ばれる大手企業の多くが、管理職の教育や選抜用のテストとして活用しています。ー"インバスケット思考"より
本書では、実際のインバスケットが体験できるように処理すべき案件が20個ほど記載されており、60分の制限内にすべての案件に目を通し、処理を行っていく。
実際に測りながらやってみたが、難しい。
案件は一つずつ個別に解決すべきと限らず、複数の情報を組み合わせて最善の解決策を生み出すことが必要な場合もある。
また、緊急であるように見えて、そこまで緊急でない場合もあり、見極めが必要だ。
本書のよいところは、ひとつひとつの案件に対して詳しく解説があり、どのようなスキルが求められているかがわかるようになっているところだと思う。
表面的な問題への対処ではなく、そこに隠れた潜在的な問題を見抜き、適切な対処をすること。
普段の業務で身についていること
すべて処理するのは難しかったが、ふと考えると、普段の業務でも同じような考え方をしていたと気が付いた。
解説にあるような上手な処理はできていないけれども、考え方の基礎はすでに身についている。5年ほど会社で働いてきて、しっかり成長はしていたと実感ができた瞬間だった。
試験まであと数日。頭の中を整理して、体調を整えて臨みたい。