おすすめの伊坂幸太郎さんの本3選

とりあえず始めてみたおすすめ図書3選の企画なのですが、第1回目は今までで一番読んだ本の冊数の多い伊坂幸太郎さんの本から始めていきたいと思います!


①『ゴールデンスランバー』

言わずと知れた2008年の本屋大賞に選ばれた作品です。伊坂さんの代表作だと思いますし、これは外せないです。

内容は突然無実の罪を着せられて、国全体から追われる羽目になった主人公の逃走劇です。圧倒的不利な状況からなんとか機転を利かせていく主人公の逃走劇もさることながら、途中小ネタ的に挟んでいると思っていた笑い話を最後に伏線回収していく感じもほんとに凄いです。壮大であり、緻密な作品だと思います。


②『マリアビートル』

個人的に伊坂さんの本の中で一番好きな作品です。グラスホッパーの続編ですが、未読でも充分に楽しめます。

怪しいバッグを巡る様々な種類の物騒な人たちの争い。ストーリーが面白いのはもちろんなのですが、終始攻防を新幹線の中だけで繰り広げるのが本当に凄いです。


③『残り全部バケーション』

よくナツイチの本に選ばれている作品。上記2つは読む際には長くて、内容も重ためなので、結構気合を入れて読まないといけないですが、これはさっくりと読めます。個人的に初めて伊坂さんの本を読む方におすすめしたいです。

短編集形式になっていて、どれも1話完結ものとして楽しめます、最終的に全てが繋がってきて、2度美味しいです。

伊坂さんの短編集は最終的に全てが繋がる形式のスタイルを取っている作品が多いのですが、個人的にはこれが一番綺麗に繋がっているのかな、と思います。


とりあえず、こんな感じでゆるく進めていこうかなと思っています。あくまでも私の中での3選なので、もし他にもおすすめの作品ありましたら教えて頂けたら嬉しいです(・ω・)ノ

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