言葉の遅れ

息子が1歳半を過ぎたくらいから
周りの月齢が近い子供たちがママとお話しているのを見て

『うちの子、しゃべるの遅いなあ』

と気になりだした。

ママとも言わない。
わたしの言うことを真似しようともしない。

早い子は二語文を話していて
語彙は少なくとも母親との意思疎通はできていそうだった。

気に食わないことがあったら
癇癪が起きて。
それがなかなか収まらないし、
言葉も通じないから何が気に食わないのかもわからなかった。

『イヤイヤ期にしても激しいな、この子の性格なのかな』
と、2歳上の娘と比較して
“男の子だから”とか都合の良いように考えて
不安な気持ちに蓋をしていた。

この時はまだ
いろいろ調べることはまだしていなくて、
今思えば怖くて逃げていたのかもしれない。

その頃の自分はあまりにも無知だったし
『障害』
のイメージはすごく悪いものだった。

知らないもの=怖い
というか。
正体不明のものを受け入れることができなかった。

それもそう言っていられなくなったのは

2歳ころに、
コロナ禍ということもあって遅れて届いた
1歳半検診の案内。

問診表を見て
手が止まる。

“いいえ”ばっかりで。

同じ月齢の子達は今こんなこともできるんだ・・・。

ショックだった。

それに、
じっとしていられない息子が
検診中の待ち時間に大人しくしていられるわけがなかった。

一人では受け止められない、と思って
パパに頼んで一緒に行ってもらった。

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