"無重力サイレン"の主人公は地獄を生き抜く戦士だった？！

8月14日に発表された

ボカロP不眠症氏の処女作

「無重力サイレン」のMVをまずどうぞ！！↓↓↓

「無重力サイレン 歌詞」

割れる目と陰る空
声を枯らして這った体温に
劣等した アイロニー
空を触ったようなアイデンティ
反転した暗号で 交わす
呼吸とよく似た記号論



欠損した愛慕で
モノクロになった視界から
意味を排した無声音
割れるエゴの間から
零れ落ちてく言葉
夜が明けるまで

 

走り出して 行け 理外の賽の
指し示す 舵の 先頭に
未だ 見えない 月はネオンライト
消えかかった 走光性
焦がして 散る 現実 彩度
失くした 意味の残像に
縋る 指 掴む 錆のかかってる 海

 

剥がれ切った膜の
隣人は僕の30cm方壊して
傾倒した意識で
認知の外に落ちてく 理想論
昂って沸いた 熱感を
意思の錯綜 奥に押し込んで



時計の針 泳ぐサイレン
横向きの重力だ
欠損 混じる
点滅した斜陽の影
鐘の音は落ちる

 
飾り 切って 塗れ
理解を 廃し
明日来たる 意味の 水平線
煮え切らない 日々は 絶対零度
解け切った 線状性
溶かした 弓
弦を張って
登った月の天辺に
座る様だ 色を 藍に落としてる 夢

 

走り出して 行け 理外の賽の
指し示す 舵の 先頭に
未だ 見えない 月はネオンライト
消えかかった 走光性
焦がして 散る 現実 彩度
失くした 意味の残像に
縋る 指 掴む 錆のかかってる 海
さらば 外套は捨てろ
とうに 橋は崩れかかってる
さぁ 駆けろ 風が拓いた道へ

「無重力サイレン 歌詞解釈」

割れる目と陰る空
声を枯らして這った体温に
劣等した アイロニー
空を触ったような アイデンティ
反転した暗号で 交わす
呼吸とよく似た記号論

《解釈》

俺の目の網膜がはがれて落ちてきて
まるで目が2つに割れたみたいなんだよな

現実を受け入れ難くて声を枯らして泣いても
体温が上がってくだけで何も見えない
這いずりまわるくらいしか出来ない
何も変わりはしない

皮肉なもんだよ
上手く見えないだけで
俺自身が俺じゃなくなったみたいだ
誰も分からないような
俺らだけの秘密の暗号で話してくれよ
空気と血液とのガス交換みたいに
俺ら影響し合ってたんじゃないの？

欠損した愛慕で
モノクロになった視界から
意味を排した無声音
割れるエゴの間から
零れ落ちてく言葉
夜が明けるまで

《解釈》

視界が欠けて見えだした時には
あなたを深く愛し始めた気はしていたのに
世界は色づかない

声にならない声で叫んでみたりして
俺も愛されてたように感じてたのは
ただのうぬぼれだったのか…

俺とあなたの中で解決がつかない限り
どんな言葉も無意味なんだ

走り出して 行け 理外の賽の
指し示す 舵の 先頭に
未だ 見えない 月はネオンライト
消えかかった 走光性

《解釈》

常識では理解できない賽の目が指し示す方へ
舵を切って進むしかないんだ

暗闇の中でまだ光は見えない

人工的に作られたネオンライトが
チカチカして寿命が
もうすぐだと俺に知らせる

今にも消えそうな希望
俺の気持ちは今絶望の方が比重が重たい

焦がして 散る 現実 彩度
失くした 意味の残像に
縋る 指 掴む 錆のかかってる 海

《解釈》

胸が焼け付く程
鮮明に蘇ってくるフラッシュバック…

あの日に戻りたいと
どれだけ願ってもそんなの無理で…
ただ後悔だけが広がっていくだけ

剥がれ切った膜の隣人は
僕の30cm方壊して
傾倒した意識で
認知の外に落ちてく 理想論

《解釈》

目の網膜は剥がれ落ち
脳にも腫瘍ができはじめてるみたいだ

もう何も考えらんないや
あの時あーしたかったこれから
こーしたかったなんて
考えたところで全部絵に描いた餅

昂って沸いた 熱感を
意思の錯綜奥に押し込んで
時計の針 泳ぐサイレン
横向きの重力だ
欠損 混じる
点滅した斜陽の影
鐘の音は落ちる

《解釈》

興奮して湧き上がってくる色んなものを
ぐっと自分の中に押し込んだ

もう俺には時間が無いんだ

重力が横向きに働いたとしたら
もう世界は破滅にしか向かわない
(例えば海が空から落ちてきて圧死するからね)

欠けた視界でみえる夕陽の影は
もうすぐ動きを止めろと言わんばかり

黄色信号のように点滅してる

僕の中で鳴り響く鐘の音は幸せの類いでは無いな

飾り 切って 塗れ
理解を 廃し
明日来たる 意味の 水平線
煮え切らない 日々は 絶対零度

《解釈》

わかったフリをやめたら平和は訪れるの？

考えても考えても考えがまとまらない日々は
俺の思考も行動も全て停止させる

解け切った 線状性
溶かした 弓
弦を張って
登った月の天辺に
座る様だ 色を 藍に落としてる 夢

《解釈》

常識が通じないいままで
武器だと思ってたものが役に立たない

もうどうしたらいいかわかんない

まるで月に座って
上から自分を見下ろしてるかのように他人事

赤や黄色の鮮やかな色が
濃く深い青に飲み込まれてくように
俺の全部が理解できない深い闇に溺れてく
これが夢だったらな…

走り出して 行け 理外の賽の
指し示す 舵の 先頭に
未だ 見えない 月はネオンライト
消えかかった 走光性

《解釈》

ここは前述の通りですね

焦がして 散る 現実 彩度
失くした 意味の残像に
縋る 指 掴む 錆のかかってる 海

《解釈》

ここも前述の通りです

さらば 外套は捨て
とうに 橋は崩れかかってる
さぁ 駆けろ 風が拓いた道へ

《解釈》

もうとっくに正攻法では
切り抜けられない

自分の殻を破り捨てて
無心で今までの
慣れや常識に風穴を開けて
いける所までいけ！

っていうのが
今回の私の解釈ですね
なんていうか

全体的なテーマは「生き地獄」

タイムリミットが迫ってるけど
苦しみの中でギリギリ
精一杯生きてみろ！！

みたいな…

パワーを感じる楽曲と歌詞でした！！

こちらが歌い手ダイキリが歌っている
歌ってみたです！！！

めちゃくちゃかっこいいので
是非聴いて欲しいです！！！

↓↓↓

Vocal: ダイキリ
Twitter: https://twitter.com/daiquiri_ch
Mix:natsuki(PRISMIX)様
Twitter: https://twitter.com/na2ki_gtr