見出し画像

田舎フリーランスから学ぶ老後の仕事術

前回のnoteで紹介した本田さんお勧めPLANETS CLUBのコンテンツが3つあったがその中からも、老後が生きていくための働き方の参考にしたくなる事があった。

浅見裕×山口拓也×宇野常寛「田舎フリーランスという生き方入門」2019.11.12/PLANETS the BLUEPRINT https://youtu.be/-63NDc1Vr1Q

千葉県富津市金谷でコーワーキングスペース「まるも」を運営されている山口拓也さんと、埼玉県秩父でフリーランスとしてご活躍されている浅見裕さんの田舎フリーランスとしての生き方についてお話しをお聞きしたものだ。

私がなぜ田舎フリーランスが老後生きていくために参考になったかというと、老人になると、立ったまま満員電車に乗ったりなどの通勤する事が難しくなるため、オンラインの仕事が向いていると思うからだ。ちょうど、山口さんが田舎フリーランスに向いている人として挙げた「(週5で会社行くのが無理・狭い所が嫌だなどの)社会不適合者」に似ていると思う。また、老後は会社を退職している事が多いため、「フリーランス」に必然的になってしまう事も「田舎フリーランス」に似ていると思ったポイントだ。

写真を撮る、文章を書く、WEB制作をする。自分で自分をプロデュースして、自分のやれる事を広げておく事が可能性を広げる事になりそうだ。

通勤したくてもできなくなってしまった老人に、やりたい事の選択肢はそう広くは無いだろうが、そもそもオンラインで働く事自体に向いていない可能性もあるので、自分は何をしたいのか、何をしなくてはいけないのかを理解し、選択する事が必要だと思った。



以下対談時のメモを私なりにまとめたものだ。詳しい内容を知りたい方は直接動画をご覧になられる事をお勧めしたい。

1.仕事内容
浅見さんはWEBディレクターとして。山口さんは2019年当初「田舎フリーランス養成講座」を開講されている。雑な書き方をして申し訳ないがお二人からお聞きしたお仕事としては下記の物が挙げれれている。
 a.WEB制作
 b.ライター
 c.カメラマン
 d.ブロガー
 e.コワーキングスペースの運営

2.クライアント
浅見さんも山口さんも東京での就労経験がある事もあり、東京のクライアントがいる。5割以上だ。
 a.東京のクライアント
 b.地元のクライアント
  1.企業
  2.行政

3.コミュニティ
どっぷり商工会議所に入るのではなく、地元とは適度な距離感を取られている。
 a.常にオープンにしている場所がある。誰でも来られる場を作っている。→参加する人が増える。
 b.価値観で繋がる人。趣味趣向が近い人。
 

4.課題
 a.クライアントの期待値が低く、アウトプットのクオリティが下がる。
 b.仕事の素である課題は沢山あるが、行動しないと仕事にならない。


5.フリーランスを目指す時に大切にしている事
自分がどういう人なのか、どうありたいかなどポジショニングしている事が仕事の受注しやすさにつながっているように思えた。
 a.営業力(案件獲得・請求書発行など)
 b.PM的営業力(発注慣れしていないクライアントとスタッフとの程よい調
整)
 c.Webの発信(Facebookが効率良い)
浅見さんも山口さんも自分のメディアを立ち上げられており、それが名刺代わりとなっている。特に浅見さんは秩父のお祭りなどを発信する情報発信メディアを2年半運営していた事で評価される事になり行政との仲が良くなった。
 d.向いている人は「社会不適合者」か「意識の高い人」のどちらか。
 e.社団法人を作り、互助会にして、田舎フリーランス同士で一緒にプロジェクトを推進する事もある。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?