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デイサービスお茶やしき訪問

辰野町にある、デイサービスお茶やしきを訪問
辰野町の社会福祉法人音葉会が持つ施設の中の一つ

行くと、ちょうどレクリエーションをされていました。
レクリエーションは、「競わせる」「一緒にする」など、工夫する事によって、お茶やしき参加者同士の交流を生むしくみが生まれており、今までの人間関係から、新たにデイサービスでの人間関係が生まれる仕組みを作られていました。

小諸のタブノキの様に、料理や家事などの「用事」をしてもらっていて「ありがとう」と介護者が言う事が当たり前という関係でした。


音葉会さんの施設

  1. 小規模多機能型居宅介護 ふらっとひろば

  2. 特別老後老人ホーム ふらっと辰野 (写真はこの施設です)

  3. デイサービス お茶やしき

小規模多機能型居宅介護 ふらっとひろばについて

小規模多機能型居宅介護施設を始めたきっかけとして、困っている方を柔軟に支えたいという志が素敵だなという事と、辰野の商店街徒歩圏に立地されている事で「福祉」と「地域」がへだたりなく混ざり合って行ける身近な場所を目指されている所が良いなと改めて思いました。

  • 始めた意味

    • 介護保険の制約により、サービスの提供がしづらい・利用者も使いづらいという経験があり、改善したかった。

        • デイのお迎えは、自宅←→施設のみ。途中でポストに寄る事もできない。

        • デイ利用中は、中抜けして病院に行く事もできない。

        • ホームヘルパーは、料理はしてよいが、電球は変えてはいけない。でも、利用者はそんなルールなんか知らないのでトラブルになる。

  • 改善したい理由

    • 認知症患者の方は、環境をなるべく変えない方が良い。職員も同じが良い。

  • 改善ポイント

    • ①通い(デイ)②訪問(ヘルパー)③とまり(ショートステイ)の自由度を上げたかった。

    • 困っている方を柔軟に支えたい。

  • ふらっと辰野の目指すところ

    • 隣接する飲食店を通じて、社会と交わる場を作りたい。

    • 特養に入所すると、地域に出ていくハードルが高くなる。地域とのかかわり代が分からなくなる。

    • 全国にそういう場所が増えると嬉しい

  • ベンチマーク

    • 岡谷の「和が家」

      • 有名なので運営面を参考にしている。

      • 自宅で暮らしたい人を支えている。

      • よくある①サ高住と外部のデイを共に契約させるパターンではなく②訪問介護のケアと自宅で暮らしていただく事と一緒にしている。

      • ②のパターン。自宅で暮らしたい人を支える。訪問を入れて、月1〜2回夜勤を入れる。

    • 金澤の佛子園

      • 介護保険から裾野を広げて、町づくりをされている。

その他雑談

  • 企業からの仕事がもらえると、デイなどの施設にいる高齢者もやりがいが出るには??

  • 高齢者は自宅のお風呂を使いたいと思いがちだが、意外と自宅のお風呂へのこだわりは大きくない。

  • 高齢者になる前に、準備をする事について。男性の方は座ってトイレを済ませれるようにして欲しいとのこと。



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