SDGsについて理解する(3)
落合陽一の世界地図帳を読む前に参加した勉強会でのレクチャー内容をご紹介します。
企業としてSDGsに取り組まないという選択肢は無くなってきており、波に乗るか、後から付いていくか?しか無い。
理由は「日本政府」「マーケット」「金融機関」の相関図が変わってきているから。
「金融機関」の例としては、トランプ大統領が自然破壊をするインフラ整備を計画した際に、銀行がそこに賛同していた企業への融資を引き上げ始めている例が出されていました。
その他、顧客の見る目も変わってきている事。
「マーケット」の例としては、ユニリーバのブランドの中で、サステナビリティに取り組んでいるブランド(クノール、リプトン、ダヴ等)は、そうでないブランドに比べて30%早く成長した。
「日本政府」の例としては、地方自治体から、「SDGs未来都市」(31都市)の「自治体SDGsモデル事業」として選定される支援や
テレワークの助成金が出てきているので、推進する事で活用できる事を紹介されていました。
この勉強会では、カードゲームを通じてSDGsを理解するものでしたが、SDGsをカードゲームにしているのは日本が初めてらしく、国連の方が「日本ぽいね」と言ってたらしい。確かに。
私も今までカードゲームでSDGsを理解するのは2回目ですが、カードゲームだと、とても分かりやすいですし、メンバー同士(初対面)でもコミュニケーションを取って助け合わないと成功しない事や、共通言語で透明性を持って現状をリアルタイムで把握する事の大事さ等の本質が見えてくる。あと、これは私が特に感じたのは「自分に余裕が無いと人を助けるモードになれないので、まずは最低限の自分の身を確保するのも大事(私は自分のゴールが達成できてから、他の困っているプレイヤーにお金カードを寄付してた)」
今では高校の教育にも使用されているそうで、普通の高校生の方が、バッチをつけているおじさんよりSDGsを理解しているなんて事もありそうですね(笑)
講師の方は自分の息子(5才)に明るい未来を残してあげたいと言ってましたが。ホントそれ。企業でも個人でもSDGsを語る時は、目先の利益ではなく、将来の地球を良くする文脈であって欲しいと思いました。
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