底抜けに明るい、君へ。
初めて会ったときには、よくいる、元気だけが取り柄の後先考えないタイプの人なのではと思っていた。いわばクラスのガキ大将のような、気づいたらクラスの中心にいてクラスを盛り上げるタイプ。
確かに気づいたら中心にいて、周りを盛り上げていた君だったけど、ただただ明るいだけの人じゃないことに気づいたのは、比較的であってすぐだった。真剣に友達の話を聞くその目や、夢に向かって頑張る人の背中を押す力強い腕は、君がこれまでに経験してきたいいことも悪いこともすべてつまっていたように感じた。
最