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人を傷つけない自己流の会話法を紹介

こんにちは。
自称ダウナー系あゆむんです。

最近、「発言するのって難しいな。」と思うこの頃。
自分が軽く発している言葉が誰かを傷つけているかも、なんて思うとうまく発言できないという場面もしばしばあります。
ですが最近「誰かを傷つけているかも」という気持ちに考慮しながら、発言する方法を見つけたので皆さんに共有させていただきますね。
(※あくまで自己流です。)

昔から「口は災いの元」を体現していた存在だった。

私は昔から「口は災いの元」に手と足が生えたような存在でした。
一番自分の人生で印象に残っているのは、以前のnote(「生きづらいと感じていたのは私だけじゃなかったというお話」)での学生時代の演劇部のお話です。
学生時代に演劇部に所属していた私は、配慮に欠けた発言をしてしまい、全員の前で叱責されたという経験があります。
それ以降「発言するのが怖い」とある意味トラウマとなってしまったんです。

当時私は、先輩がたくさん考えて決めてくれた演目に対し「もっといい作品があるんじゃないか。」と言ってしまいました。
その発言を聞いた先輩達は、「一生懸命この作品を決めた先輩の気持ちを踏みにじるのか」と一斉に怒り、私を責めました。

先輩だけで演目を決めていて、いくら後輩の私達が口をはさめないとしても、今でも私は一生懸命作品を決めてくれた先輩の気持ちを配慮して発言するべきだったと反省しています。

ですが、「もっといい作品があるんじゃないか。」という発言はなにもいじわるから出たわけではありません。
「演劇をよりいいものにしたい。」という気持ちから出た発言だったわけです。
反省はしているものの、こうしたもやもやが心に残ってしまったんですよね。

疑われるくらいなら自己開示しちゃいましょう!

社会人になった今でも「あの時どうすれば相手の気持ちを考えながら、自分の気持ちも伝えられたか。」と考える時があります。

そんなある日、とある声優さんのゲーム実況を見ていて、声優さんがこんな発言をしていたんです。
「真面目なこととか本当に思っていることを気を使って言わなかったり、ちょっと言いづらそうにすると、なおさら意味深に聞こえる。だったら「俺はこう思っている」と言った方がいい」

私はこの発言を聞いたときに「はっ」と気がつきました。
人が傷つく理由としては、「この人なんでこういう発言をしてるんだろう」って不信感を持つ時なんだと。
学生時代の私には、きちんと理由を説明したうえで「こう思っているんだ。」と伝えるという意識が不足していたんだと気が付いたんです。
そこから私は、意図を伝えながら発言をするという独自の会話法を生み出す試行錯誤をしました。

手法1:相手の意見がわかっている場合

「それいいですね!でも、今自分の中で引っかかっていることがあって…。どうしてそう思うのかというと~」という発言の仕方をする

手法1は、相手の意見がはっきりと示されている時に有効です。
まず相手の意見を肯定し、それから自分の意見を述べていきます。
演劇部の例にあてはめれば、下記のように展開する形ですね。

先輩「今年はシェイクスピアの「ロミオとジュリエット」という作品に決めました。」
私「いいですね!「ロミオとジュリエット」は有名作品だから、集客が見込めそうです。でも、今自分の中で引っかかっていることがあって。」
先輩「ん?」
私「というのもシェイクスピアは古典ですから、難しいと感じてしまっている人もいると思うんです。演劇に来る人はこの年齢層だから、もう少し簡単なお話にするとよりいい演劇になると思うんです。検討してくださいませんか。」

手法2:相手の意見がわからない場合

「色々考えてみたんですが・・・私的には~だと思います。でも、こう考える人もいるだろうし、あなたはどうですか?」という発言の仕方をする

手法2は、相手の意見がはっきりとわからない時に有効です。
この場合もまず相手の意見を肯定し、それから自分の意見を述べていきます。
演劇部の例にあてはめれば、下記のように展開する形ですね。

先輩「今年の演劇部の公演、古典がいいと思うんだけど・・・。(「ハムレット」や「ロミオとジュリエット」とかなら知名度あるしお客さん集まるよね。)」
私「古典いいですね。ん~そうですねぇ・・・色々考えてみたんですが、私的には現代劇もありかなと思います。古典は難しいと考える人もいますし、そういう人に対しては現代劇がいいと思います。一方で、古典は知名度がありますから、この際見てみようと思う人もいるかもしれないですね。先輩はどう思いますか?」
先輩「そうだねぇ・・・。(この子、演劇部の公演についてよく考えてくれているんだな。)」

必要以上に周りを傷つけない会話法、ぜひ使ってみてください!

いかがだったでしょうか。
発言するときって色々気になっちゃいますよね。

自分と考えが違う人を傷つけているかも。
場合によっては相手がしてきたことを全否定している様に聞こえるかも。

ですが、その多くは、自己開示したり色々な考えがあるというを暗に示すだけで、ほとんどが解決します。

「私はこう思います。でもこういう考えをする人もいるだろうし、こう考える人もいるかも。あなたはどうですか?」
「私はこう思います。どうしてそう思うのかというと~」

こんな感じでしゃべれば必要以上に周りを気にしないで発言できるかもしれません。
少しやってみてもいいかも?と思ってくれたら幸いです!

発言がちょっと得意になったあゆちんより

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