実はなんで効くのか分からなかった「全身麻酔」そのメカニズムが判明⁉︎
全身麻酔のメカニズム
100年以上謎だった全身麻酔が効くメカニズムが解明されたそうです。
全身麻酔が最初に利用されたのは日本では1800年代、西洋では1840年代と考えられています。
しかし、なぜ麻酔が効くかの理由は長年解明されていませんでした。
学生の頃、薬学の勉強をして、全身麻酔って実はよく分かっていないけど使われていることにびっくりした記憶があります。
それが2020年に吸入麻酔の作用メカニズムが解明されたそうです。
簡単にまとめますと、
神経細胞膜内の資質を破壊し、カリウムイオンチャネルが解放され電位が狂い、
活動電位が伝導せずニューロン間での伝達が行えないから。
だそうです。
厳密には、作用機序の一つが解明されたとのことで、
その他要因によっても麻酔が効く作用機序があることを排除できず、
このメカニズム一つですべてが解明された訳ではないとのこと。
ではまた。。
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