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心理検査とカウンセリング11「左が無い」

先日、通院とカウンセリングに行ってきました。
通院の方は、ヒジョーに切ないのですが、ちょっとお薬が増えちゃいました。グワシ。
まぁいいさ、しょうがないんだもの。あーだこーだ考えても、事実は変わらない。先生が今日も美人だったってことも変わらない。

そしてカウンセリングの方。
今回は1ヶ月ぶりでした。お久しぶりです先生。
最初にリラクゼーションという半ば瞑想に近いものを先生と一緒にしました。
部屋の電気を消して、ソファーに体をもたれかけて足もダラーン、目も閉じます。口も力を入れずに成すがまま。わたしは口がゆるいので、ヨダレ垂れそうになったのですが、マスクに助けられたー。口はいつでもリラックス。
その状態でまず深呼吸。それから先生に言われたことをそのままやります。

「まずは右手に気持ちを持っていきましょう」
「今度は右足です」
「次に、右手と右足が重くなるように」
「そしたら右手が熱いと思いましょう。全身の血が右手に行くような感じです」
「その状態で右足を触りましょう。太ももで構いません」

確かそんなことを深呼吸しながらやりました。続いて左側も。
右は先生に言われた通りにできたんです。右手右足が地面にズズズと落ちていくような感覚にもなったし、熱くもなりました。

でも、左が全く上手くいかないのです。全然ダメ。自分でもびっくり。
まず、重くならないんです。そういう感覚になれないし、熱くもできない。
そして右太ももを触った瞬間、マネキンの足を触っているように感じて、自分でびっくりしたんですよね。なにこれ、どういうこと?わたしの足だよね?そうだよね?!
分かりやすく例えて言うなら、義足を触った感じ。
全く触覚が機能しないのです。

そんな驚きのリラクゼーションを終えて、左の機能しなさに驚いたので全然リラクゼーションになってないよと思いながら、先生にびっくりしたことを伝え、先生はフムフムとカルテみたいなものに書き込んでいました。

あの変な違和感、なんだったんだろう。なんで左だけ機能しなかったんだろう。
それがとても気持ち悪くて、終わって目を開けた瞬間、ちゃんと左足ついてるよなって確認しました。それでもまだ気持ち悪いし、今でもしっかり覚えている違和感。

多分あの時、左足をつねられても気がつかなかったと思う。

左側って確か右脳だったよねって、家に帰ってから「よく分かる脳のしくみ」という本で調べてみたら、

想像力やひらめきなどの感覚的機能
空間認識や方向感覚
絵画や音楽を理解したり創作したりする芸術的感覚
相手の表情を読み取ったりする機能

って書いてありました。それがエラーでも起こしてるのかなぁ。
わたしは倫理的に物事を考えることができないし、計算も全くできないので、今までずっと右脳人間だと思っていましたが、それがエラーを起こしているとなると、わたしの持ち味がなくなっちゃうじゃないか。

そしてとても気になったのが、右脳は「うつ」の感情を生むらしいのです。これかもしれないな、エラーの原因が。
もっと詳しいところも調べようとその本を読み進めたのですが、結局よく分からん。「よく分かる脳のしくみ」っていう本なのにさ。「猿でも分かる」バージョンはないのかしら。

まぁとにかく、左側が気持ち悪い。あの感覚で気持ち悪くなっちゃった。
これってもしかしたら、ある意味キーになるかもしれない。

1ヶ月後にまたカウンセリング。それが最終日です。
今の時点で考えている作戦は、最後のカウンセリングを終えたら、ドトールでミルクレープを食べる。
Wで。