将棋入門者のための詰手筋入門

まえがき

 はじめまして、こんにちは。あゆみ将棋塾の塾長です。
 今日は、将棋入門者のための詰手筋入門ということで、中々とっつきにくい詰将棋が、ある種の法則によって成り立っているということを紹介すべく、頑張って説明してみようという企画です。

 初めは、頭が痛くなるかもしれませんが、2回通読して頂ければ、じわじわと頭に染みこんでくる無いようにしたいと思います。
 ではよろしくお願いいたします。

第一回 金の詰手筋 4種

・頭金(あたまきん)

 詰手筋の基本的なもの。
 将棋は、王様を取るゲームです。それゆえ、王様がどのようになっても、取れる形にすれば、ゲームが終わります。

詰将棋は、取られても取り返せる。逃げられても取れる、が基本です。

 上図をごらんください。まずは、頭金です。何の頭かというと、玉の頭です。では、玉の目の前に金を打ってみましょう。

・こびんの金

 続いては、こびんの金です。
 こびんとは、こめかみのことを指します。
 詰まるところ、王様のこめかみ、すなわち、斜めに金を配置することを、こびんの金といいます。肩金とも言うらしいですが、あゆみ将棋塾では、こびんの金と呼んでいます。


・腹金

 さてさて、折り返し地点です。
 次は、腹金です。
 王様のお腹に金を配置すること。すなわち、王様の左右どちらかに金を置くことを指します。

・尻金

 さて、金の手筋も最後です。尻金を紹介しましょう。
 尻金は、王様のお尻、後ろの金を配置することです。
 金を打つこともありますし、金を動かして配置することもあります。
 今回は、打つ形です。では、最後どうぞ。

 いかがだったでしょうか?簡単だと思った人は、才能ありよりのありです。ぼちぼち続けていきましょう。
 分からなかったという人は、焦らず、一つずつ確認してみてください。
 それで腑に落とせるまで、踏ん張れたら、将棋に強くなれます。
 じっくり続けることこそ、力になります。
 一緒に頑張りましょう!

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