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時代が移り変わっても。「読まれるインタビュー記事」を書き続けるために

webライターとして、有難いことにインタビュー記事を執筆する機会が増えてきた。その度に考えることがある。

「ある人物の人柄を知りたいとき、現代ではインタビュー動画を検索する人も少なくない。情報を仕入れる手間を考えると、インタビュー記事を読むよりも手軽。なのになぜインタビュー記事の仕事は成り立っているのか」ということ。

さらに、近年ではchatGPTによる文章作成でさえ現実に。そんな時代に「インタビュー記事」の魅力はどこにあるのだろう。


インタビュー動画とインタビュー記事の魅力


インタビュー動画
=正確性の高い情報コンテンツ

インタビューイー自身の言葉から人間性が感じ取れる。
・言葉が脚色されておらず、情報としての鮮度が高い。事実を知ることができる。

インタビュー記事
=脚色されたオリジナルコンテンツ

・インタビューイーの発した言葉にライターの視点やボキャブラリーが加わる
・インタビューイーの人柄を知る情報としては正確さに欠ける。
・作品としてその人らしさを伝える媒体。娯楽要素が強い。

>>>インタビュー記事は「情報<作品」の要素が強い。


インタビューライターに求められるもの


今後インタビューライターに必要なのは、ライター独自の視点や経験

正確な情報を伝える役割はテクノロジーに受け渡し、人間が制作するコンテンツはますますオリジナリティに富んだ創作物であることが求められる。「この人が書いたインタビュー記事だからこそ興味深い」と親しんでもらえるものでなければならない。

インタビューイーの人柄を楽しみながら知ってもらえる記事を書けるように、今後も精進していきたい。


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