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帰る場所と2021年

謹んで新年のお慶びを申し上げます
と言うには少し時期が過ぎてしまった感がありますね。

三ヶ日はひっそりしっぽり家族と過ごしました。それ以外は昨夜かつてのバンド仲間に会ったくらいです。まあこれもある意味家族と過ごしたようなものですね。
毎年このスタンスはできる限り変えたくないなと思っています。帰る場所って大事なので。

年を経るにつれ家が好きになっている気がします。自分の居心地のいい環境を整えたからというのも大きいのですが。
成人するまで、というか自立するまでの実家というものもたしかに自分の家で、そこ以外に帰る場所が無いという状態でしたが、だからこその居心地の悪さというか、どこか自分の場所じゃない違和感のようなものがうっすらと在り続けて、そういう感覚の中で過ごしていました。あくまであの場所は親の家なんですよね、冷たい言い方になってしまいますが。

ただ自立してほんとうの意味での「自分の家」ができて、実家との距離ができてはじめてどちらの家も「帰る場所」になったなという感じがします。

大人になる、自立をするということは「帰る場所」を自分で作って、それによって「帰る場所」が増えていくということなのだなといつも思います。

前にも同じようなことを書いた気がしますね。口癖のようなものです。
自分の帰る場所と誰か(できれば多く)の帰る場所を作るというのが永く目標でもあります。後者はまだぼんやりとしていますが。

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さて、2020年は何だか不思議な気持ちのまま年の瀬、気づけば2021年を迎えていました。

昨年末に滑り込みでいろんなことに手をつけましたが、なかなか思うようにいかず四苦八苦しています。いつも何か新しいことを始めるとき意気込み過ぎて折れることが多いので、今回は上手く軌道修正しながらゆったりマイペースにやっていこうと思います。

新しいかたちを模索しつつ、やっぱりライブが好きだという気持ちを再確認しているこの頃ですが、まだ以前のようなペースでのライブ活動は難しい、というか、ペースそのものを見直す必要もあるのかなと、そんなことも考えています。

今後もライブ活動を続けるためのバランスを調整し直す一年になりそうです。
昨年この辺りは活動を再開するのに精一杯だったので。

それから重い腰を上げてやっとこ音源も少しずつ作り出しまして、今月末から隔月で配信リリース(と会場限定シングル販売)を行います。詳細はまた追ってお知らせします。ライブではお馴染みの曲も多いですが、音源ならではのアレンジも盛り込んだりするつもりなので、お楽しみに。
Music Videoもそれぞれ作ります。映像作品のクオリティも上げていきたい。徐々に。

2021年は、昨年蒔いた種を発芽させてできるだけ大きくする年にしようと思います。あたたかく見守っていただけたら幸いです。

本年もなにとぞよろしくお願い申し上げます。

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