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【ヴィーガン事業コラム vol.1】 ヴィーガンに興味を持ったきっかけ

当社は新事業として「ヴィーガンアドバイザー事業」を開始いたしました。Vegan検定1級・2級を取得し、ヴィーガンアドバイザーとしてさまざまな企業や店舗に携わる土井あゆみ(株式会社GIVER代表取締役)が、なぜこの事業を開始するに至ったのか、どのような事業展開をしていくのか、インタビュー形式でお話しさせていただきます。

インタビュアー)

--この度、ヴィーガンアドバイザー事業を開始されたそうですね。あゆみさんもヴィーガンを実践されているのでしょうか。

土井)

私の場合、ヴィーガンの飲食店を使わせていただいたりすることも多いのですが、自分自身は完全ヴィーガンではありません。お肉はほとんど食べませんが、新鮮なお魚や飼育方法に配慮された卵は食べるので、菜食中心の「ペスコ・ベジタリアン(ペスカタリアン)」「オボ・ベジタリアン」の食生活をしています。

食事にいく際は、自分はヴィーガンに近い食事を摂りますが、お互いに心地よく過ごしたいので、一緒にいる人に強制することはありませんね。

インタビュアー)
--そうなんですね。ヴィーガンについて世の中でも最近話題になり始めていると感じますが、あゆみさんがヴィーガンに興味を持ったきっかけは何だったのでしょうか?

土井)

実は、約3年前に体調を崩したことがきっかけです。

ある時、原因不明の体調不良で救急車で運ばれるまでの状態になり、いくつも検査をしたのですが、いっこうに原因が分からず困っていました。そんな時、知り合いのドクターから「もしかしたら遅延型アレルギーかもしれない」と言われたんです。

アレルギーといえば、一般的には原因となる食物を摂ったあとすぐ(通常30分以内)に発症する、呼吸困難、かゆみ、じんましん、腹痛などを引き起こすものを想像しがちです。
しかし実際には、アレルギーに関与する抗体は2種類あり、原因となる食物を摂ってから半日〜24時間以内に発症する「遅延型(遅発型)アレルギー」というものも存在します。
時間が経ってから発症するために原因がわかりづらく、肌荒れ、消化不良、倦怠感やイライラなど症状も多様なので、特定されづらいのだそうです。

日本国内では、アレルギーの検査は即時型のみが保険適用となるので、遅延型アレルギーの検査は適用外で数万円かけて、アメリカに自身の血液を送って検査結果が返ってくるのを待つという時間がかかるものです。
しかし、それで原因が明らかになるなら……と思って検査を実施しました。

結果を見てみると、「卵白」「乳製品」のアレルギー値がかなり高く、当時の体調不良の原因になっている可能性が高いと診断されました。そこから卵・乳製品を食べないように気をつけはじめました。

つづく



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