見出し画像

「言えば早くやってくれる」は思い込み。

self love kids®︎ー親子で育む自己肯定感ーを学んでから
実験のように試してみて気づいたことがある。

5歳になった長男は
朝起きてからお着替えしたり、
保育園に行く準備をするのがとてもゆっくり。

起きて一言目が「ご飯食べたい」で、
シャキッと動いてテキパキ着替えはじめる1歳の娘と
比べるわけではないけれど

なかなかお布団から出られないし、
出てきたと思ったらお気に入りのおもちゃで遊び出したり。

「お着替えしようね」
「トイレ行った?」
「ご飯食べるよ〜」

毎日口酸っぱく言っても
なかなか動いてくれない。

4月からは年長さんになるし、
保育園からも少しずつ
「朝の準備は自分でできるようにお家でも練習してください」
と言われたりして。
内心、「大丈夫かな?」と焦っている自分もいた。


そして、普通のトーンでは動いてくれないから
だんだん口調が強くなって
声が大きくなって
最終的には
「いい加減にしなさい!」
なんて怒ってしまったりして。

でも
怒ったあとは自己嫌悪に陥るし
「いい加減にしなさい」という意味のない怒りの言葉は
ただ子どもの自尊心を傷つけてしまうだけ。
ということを学んで

実験みたいに試してみることにした。

繰り返しやることを言ったり、怒ったりせずに
とりあえず黙って見守ってみる。


そしたらやっぱり
さすがはもう5歳さんで。

言われなくても朝の準備をしなくちゃいけないことを
本人はわかっているし
ペースはゆっくりだけど、ちゃんとやっている。

怒っても怒らなくても
おもちゃで遊ぶし
準備がすんで出発する時間もさして変わらない。

だったら、
イライラして怒ることで
私自身も「また怒ってしまった」と落ち込んだり
特に意味のない怒りの言葉で
彼自身を傷つけたりしないで済むように

ゆっくりしたペースでもいいから
自分で気づいて準備ができるように見守っていきたい。

「怒って言わないと届かない」と思っていた
私の中の勝手な「ルール」がいい意味で壊された出来事だった。

この記事が参加している募集

#育児日記

49,460件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?