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私のおすすめデザイン学習の進め方

はじめまして。デザイナーのayumiです。
今回は「デザインを学びたいけど何からはじめたらいいかわからない、、。」という方向けに、おすすめの学習の進め方をお話しします。

私はWEBデザインのオンラインスクールを受講しフリーランスになって今に至っているのですが、後から色々な良い教材や学習に活用できるサービスを知りまして「今だったらこれを活用してこういう進め方で学ぶかな」という内容をご紹介させていただこうと思います。

1.デザインセンスは生まれつきではないの?

「デザインセンスは生まれつきの才能だ」と思い込んでいる方いらっしゃると思います。そう思ってしまうお気持ちすごくわかります。でもそれは違くて、デザインのスキルは習得できる技術なんです。

1.たくさん良いデザインを見て特徴を観察する
2.自分で作ってみる
3.作ったものを評価してもらう
4.指摘されたことを踏まえて、もう一度作ってみる

この繰り返しで、必ずスキルは向上します。

2.具体的に何から始めればいいの?

まずはバナーや名刺など、小さいサイズのものから模写してみることをおすすめします。

下記画像は、昔私が模写したバナーです。

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これは先ほど記載した
1.たくさん良いデザインを見て特徴を観察する
2.自分で作ってみる

の両方に該当する作業になります。

模写することで、眺めるだけではなんとなくでしか捉えられないものが、より特徴を捉えて観察することができます。また、模写の作業をすることでデザインソフトの操作方法も同時に覚えていくことができます。

\ はじめてデザイン模写をする人には、この本がおすすめ /

​webから選んだ画像を模写していくのも良いのですが、インターネット上にはあまり質の良くないデザインのバナー画像も混じっており、はじめのうちはデザインの良し悪しを判断するのも難しいと思います。

こういった教材を使用することで、あらかじめ質の保証されたデザインの模写に取り掛かることができます。

また、この本は写真やイラストの素材データも付属しているので作業に取り掛かりやすく、作業時間目安が記載されているため、作業スピードも意識した練習をすることができます。

3.デザインについて論理的に学んでみよう

かっこいい。かわいい。読みやすい。インパクトがある。
といった良い点を感じるデザインはただ「なんとなく」作られているのではなく、法則があります。その法則について学べるおすすめの本をご紹介します。


なるほどデザイン

簡潔にデザインの考え方がまとめられています。図解が多いのでとても読み進めやすく、活字が苦手な人にもおすすめです。
教科書として手元に置いておきたい一冊になります。


ノンデザイナーズデザインブック

昔から教科書として親しまれている本です。
上記の「なるほどデザイン」と比べて活字が多く、ザ・教科書 という感じなので活字が苦手な人は読み進めにくいかもしれませんが、その分しっかり解説されています。

ちなみに、Amazon特別セットで動画教材付きも販売されていました。
動画教材の方が学びやすいという方は、こちらを手に取るのもいいかもしれません。


ほんとに、フォント。


けっきょく、よはく。


また、デザインを学べるWEBサービスを活用するのもおすすめです。


 Cocoda


chot.design


4.オリジナルを作ってみよう

デザイン模写を経験し、論理的な知識もさらったところでオリジナル作品を作ってみましょう。最初は名刺やバナーなど、サイズの小さいものから取り掛かるのがおすすめです。

最初から情報量の多いチラシや、何ページもあるWEBサイトのデザインを制作するのは難易度が高く、終わりが見えず途中で挫折してしまうことも考えられるからです。小さいものからはじめて、少しずつ規模の大きいものにチャレンジしましょう。

個人で活動する予定がある方は、名刺を制作するとデザインの練習にもなり営業道具にもなるのでおすすめです。

何から作ればいいか決められないという方には、こばやすさんのバナーお題やアロードさんのわんこ課題がおすすめです。

こばやすさん バナーお題

アロードさん ワンコ課題

また、先ほどご紹介したcocodaやchot.designにも制作課題はありますし、クラウドソーシングのコンペに参加してみるのも良いと思います。


5.プロに添削してもらおう

オリジナル作品を制作した後、
「結構上手くできたような気はするけど本当にこれで良いのかな?」
「なんだかイマイチ決まらない気がするけれど、どこが悪いのかわからない。。」というような悩みが出てくると思います。

そんな時は、勇気を出してプロに添削してもらいましょう!
私のおすすめの添削サービスをご紹介します。

プラスレビュー

はじめは勇気がいると思いますが、もし辛口な事を言われたとしてもそれは伸び代がはっきり見えたということ。作品への改善点であり、あなたへの否定ではありません。

素直に受け止めて改善していけば良いのです。

私も最初は勇気がいりましたが、レビューを受けると自分では出てこなかった発想や新たな視点を得ることができてとても学びになるので、今後も積極的に使用したいと思ってます。


番外編:お仕事にするつもりなら読んでほしい本

もし、今後デザインのお仕事をしていきたいと考えているならば、デザイン制作の技術だけでなく、クライアントとのコミュニケーションが大切です。案件を進行する上でクライアントとの一度読んでほしいおすすめの本がこちらです。


どうするデザイン
ラフ提出から校了まで、どのような要望の修正が入りどのように進行していくかが解説されている本になります。クライアントの要望をどのように取り入れて、デザインに落とし込んでいるかがわかります。


デザインよろしく
こちらはクライアント目線の本になってます。
発注者が「デザイナーにお願いしたけれど思ったより良いものが納品されなかった、、」ということを防ぐために、デザイナーにどういった希望を提示すれば良いか、どういったコミュニケーションを取れば良いかが書かれています。ヒヤリング経験がまだ浅い方は、こちらも読んでおくとクライアントに親切な対応ができるかと思います。


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