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VEGAN弁当はじめました🍱

お弁当ケータリングAYU-TABLEをやっています、福原歩です。

これまで、スパイス&フルーツをテーマに、世界中のスパイスハーブを使用して、旬を詰め込んだお弁当を作ってきました。

AYU-TABLEを初めて9月で丁度2年を迎えます。

その区切りに、お弁当をヴィーガン弁当に変更することにしました!


ベジタリアンやヴィーガンについてどのようなイメージをお持ちでしょうか?

生野菜やサラダ?味気ない、シンプル?食べ応え、満腹感がない。なんて思っちゃいますか?

いえいえ、今はとっても多ジャンルで魅力的!東京の飲食店でも行ってみたいお店がいっぱいです!(個人的にヴィーガン中華が気になっています。)


初めてヴィーガンという言葉を聞く人もいると思うので、簡単に説明します。

ベジタリアンやヴィーガンなど菜食主義のジャンルは色々あります。わかりやすくまとめたものがこちら

ベジタリアンの種類

ヴィーガン(ピュアベジタリアン)
肉・魚介類に加え卵・乳製品なども一切食べない。蜂蜜などの動物由来のものも食べず、食用以外の革製品などの動物使用も排除する。
オボベジタリアン
植物性食品・卵を食べる。肉・魚介類・乳製品は食べない。
ラクトベジタリアン
植物性食品・乳製品を食べる。肉・魚介類・卵は食べない。
オボラクトベジタリアン
植物性食品・卵・乳製品を食べる。肉・魚介類は食べない。
ぺスコ・ベジタリアン(ぺスタリアン、ペスキタリアン、ぺスクタリアン)
植物性食品・卵・乳製品・魚介類を食べる。肉は食べない。
ポーヨー・ベジタリアン
植物性食品・卵・乳製品・魚介類・鶏肉を食べる。鶏肉以外の肉を食べない。
マクロビオティックは基本的には肉・魚介類・卵・牛乳を食べないが、「陰陽調和」の思想によりそれらを許容することがあるなど、欧米の菜食主義とは思想が異なっている。近年では、週1日など頻度を決めてベジタリアンやヴィーガンの習慣を持つパートタイム・ベジタリアンやパートタイム・ヴィーガン、無理のない範囲で肉を食べる量を減らすセミ・ベジタリアン、フレキシタリアンなど、さまざまなスタイルも生まれている。

だそうです。色々なスタイルがあるんですね。


ベジタリアンになる理由としては、肉食主義の環境への負担や動物保護の観点からベジタリアンになる人が増えていますが、古代より人類は様々な理由で菜食主義を取り入れてきました。ベジタリアンになる動機は代表的なものだけでも下記のようにさまざまだそうです。

宗教上の理由
世界の宗教の中には、菜食主義を奨励しているものがある。インド発祥のヒンドゥー教とジャイナ教が代表的。仏教では自分の手で殺生をすることは禁じられているが、肉食の容認・禁止については宗派によって異なる。イスラム教は肉食を禁じていないが、ハラールミート(イスラム教徒がアッラーの名を唱えて屠殺したもの)の入手が困難な状況では菜食が求められる。
健康上の理由
がん、糖尿病、肥満、高血圧、心臓病などの生活習慣病や認知症のリスクが減るなどの研究報告がされており、健康上の理由でベジタリアンになる人もいる。一方で、極端な食生活はかえって健康リスクを招くといった指摘もある。体質的に肉や乳製品が合わず、必然的にベジタリアンになる人もいる。
倫理的な理由
味覚や栄養のために動物を殺すのは、人を殺すのが許されないのと同様に倫理的に許されないと考える人もいる。また動物福祉の観点から、畜産動物の扱い方に問題があるとして肉食を反対する人もいる。去勢や母子の引き離し、鶏のケージ飼い、フォアグラのための強制給餌(ガチョウの肝臓を肥大化させるため)などが問題視されている。
環境保護のため
畜産業が地球環境への大きな脅威となっているため、肉の消費量を減らすためにベジタリアンになるという人が増えている。畜産業が環境に与える影響は、生産・輸送における大量の二酸化炭素・メタンガスの排出、放牧のための伐採による森林破壊、糞尿の不適正処理による水源汚染などがある。
世界の食糧問題の解決のため
世界では8億2100万人、人口の9人に1人が慢性的な栄養不足状態である。さらに人口増加や肉食の増加、異常気象による農作物の不足によって、いずれ世界的な食糧危機に陥るのではないかという懸念も指摘されている。肉を作るのには大量の穀物と大豆を消費し、広大な土地も必要となるため、肉の消費量・生産量を抑え、これらの土地や資源を農作物の生産にあてた方がより多くの人が飢餓から救われると考えられている。

私は、一番は動物福祉の問題からです。家畜動物の扱いを知って、お肉を食べるのをやめたと言ってもいいくらいです。



それと今本当に深刻な問題になっている環境破壊。二酸化炭素やメタンガス排出の問題。


因みに、私自身はヴィーガンにはなりきれていません。家族の食事を作る上で完全に動物性食品を排除するのは難しい。ありがたいことに夫の理解は得ていますが、同じ考えになったわけではないので食事に魚は登場しています(家畜は使いたくないと主張)。それと子供の栄養面の心配があるので、牛乳や卵、魚は使うようにしています。それでも、豆乳、ライスミルクやアーモンドミルク、大豆やココナツミルク原料のバター、に置き換えつつあります。(探してみると乳製品の代替え商品がたくさんありました!)

これからは私の意思表示として、菜食主義という立場で発信していきたいと思います。

どのような形にせよ、美味しい料理をお届けしたい!という気持ちに変わりはありません。

料理の方向性を変えることはとっても勇気がいりましたが、引き続き応援してもらえたら嬉しいです。




私が菜食主義になるきっかけになった動画があります。ご興味あれば是非みてみてください。かなり辛い映像があるのでお気をつけて。菜食主義でもそうでなくとも知って損はないと思います。


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