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明日 10月1日 「十五夜」 お月様を見てみよう

明日10月1日は、「十五夜」です。最近は、ファーストフード店などが期間限定でお月見的な商品を販売していますので、私達の生活になんとなくなじみのあるキーワードかも知れません。しかし、この「十五夜」の歴史は大変古く 平安時代には、貴族の間で月をみながら酒を酌み交わした風習があり、その後 江戸時代に、庶民にも知れ渡るようになり、収穫祭などのお祭りと関係が深くなり、豊作を祝う日でもあったそうです。

実は、「十五夜」が1年でもっとも「月」が綺麗に見れる日だともいわれています。しかし、実は雨の日も多いんです。明日は晴れるといいですね。

明日の夜は、お供え物と一緒にお月様を見てはいかがでしょう。

お供えとして、一般的に下記のようなものがあります。

1、ススキ 

 以前は、米の収穫は、十五夜後行っていました。ススキの先の白い部分が稲穂に似ていることから稲穂の変わりとしてお供えし、また 魔よけにもなるということで災害などから収穫を守り来年の豊作も願って、お供えします。

2、月見団子

定番のお供え物です。丸い形で月の形を表しているといわれています。実は、「十五夜」は、別名「芋名月」とも言われており、稲作が無かった時代、芋類などを主食として食べていました。その芋類である里芋などをお供え物としたところから始まったとされています。里芋が、丸い団子になったかも知れません。ちなみに団子の数は、15個が一般的で、ピラミッドのようにのせていきます。これは一番上の団子が霊界との懸け橋になるといわれているそうです。

3、その他

秋の収穫物として、栗やお水、果物は、柿、桃、ぶどう、なしなどおすすめです。お酒などあると更にいいと思います。日本酒のおすすめは今だけの限定「ひやおろし」ちょっとコクのあるお酒が特徴です。

お供えしたものは、お月見が終わってから美味しく頂きましょう。お供え物を食べることで健康になるといわれています。

現代社会では、昔からの習慣や行事が薄れてきていると思います。生活様式が大きく変わったことによる変化だと思われます。特に今年は、私達の生活様式も大きく変わる年になりました。

ここで一度、以前を思い直しては、いかがでしょうか。食事するときは、「いただきます」「ごちそうさまでした」といっていたこと。お仏壇や神棚には、日々 お茶をお供えしていたこと。今でも、ご年配の家庭では、実施されていると思います。

明日は、団子もススキ準備できない人も 夜 空を見上げて見てはいかがでしょうか。月の美しさは、以前と同じだと思いますよ。

最後まで 読んでいただいてありがとうございました。



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