『このままなんとなく、あとウン十年も生きるなんてマジ絶望/長江 貴士著』

文庫Xで一躍有名になった長江さんの書いたもの、しかも、このキャッチーなタイトルにドキドキしながらページをめくると、そこにはネガティブのかたまりが…。

いわゆる、今流行りの、「なんでもポジティブに行こう!」と言う思考の真逆をいく内容で、本当の意味でありのままの自分を受け入れることについて書かれています。

世の中の、グイグイ進んでいくことが良いことである、と言う暗黙の圧迫に息苦しさを覚える人にそっと寄り添うような、「タイプAになれない人」のための 人生論。

引用されている乃木坂のメンバーの言葉は共感できるものばかりであり、それ以外の引用文も、参考になるものばかりでした。

頑張る自分になんとなく疲れた時に、友達に愚痴でもこぼすような感じで開くと、肩の力が抜ける本だと思います。

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