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自動車保険、任意保険と強制保険の話

皆さん、こんにちは。

今日は本業でもある保険の話をしたいと思います。
諸先輩がたも見ていてそれは違うだろ!それはおかしい!と言う意見も多々あるかもしれませんが精神的に脆い筆者ですのでそんなコメントがあると夜も8時間くらいしか眠れなくなるので温かい目で見守っていただけると嬉しいです。

さて、本題です。

電車やバスの公共交通機関が身近にない人たちは自動車を使って日々、通勤や生活を送っていると思います。この四月から自家用車にのるよ!っていう人もいるかもしれません。

その自動車には自動車保険をかけているはずです。


自動車にかける保険には2種類あります。

1つは車検の時にかけてないと車検が通らない
「自動車賠償責任保険」通称「自賠責保険」
自賠責保険はかけないと車検も通らないので強制的にかける為、強制保険と呼ばれています。

2つ目は保険会社や共済で任意でかける「自動車総合保険」(保険会社や共済によって呼び方は違います。)
自動車総合保険はかけなくても道路は走れるし警察に注意されることもありませんので任意でかけることから任意保険と呼ばれています。

じゃあ、なんにも罰則がないのなら自賠責だけでいーじゃん!
と言う声が聞こえてきました。

そうです!自賠責だけでいいんです!以上!

と言うとここで記事が終わってしまうのでもうすこしお付き合いください。

なぜ任意保険を掛けている人が大半なのかと言うと、もし、事故を起こした場合、自賠責の補償だけでは足りない時があるのです。

実際の事故を例にして説明してみましょう。

あなたは道路を直進しています。その際、前方を走っていたBさんに追突してしまいました。

その時の衝撃でBさんは首が痛いと行ってお医者さんへ行き治療費が20万円かかりました。そして車の修理代が50万円かかったそうです。
一方、あなたもよそ見していて急な衝撃で腰を痛め、整形外科に通い治療費が30万円かかり車の修理代も40万円掛かりました。

前方不注意でBさんに追突してしまったので100%あなたが支払わないといけません。

この時、総損害金140万のうち自賠責保険だけ掛けていた場合どの損害金が出るでしょうか?

①相手の治療費の20万円だけ。
②相手の治療費と相手の車の修理代合わせて70万。
③相手の治療費と自分の治療費の50万。
④全くでない。

答えはそうです。皆さんお分かりの通り


その他の損害金120万円は自分で払わないといけません。
任意保険に入るとその120万円が任意保険から出るわけです。

任意保険には示談代行サービスというものがついています。

しかし、任意保険に入っていないと示談を自分で直接しないといけないことが考えられます。

これがめんどくさい。

相手は自分のせいで故意じゃないにしろケガをしていますし感情的になってまくし立ててくるかもしれません。

夜は迷惑だから仕事を休んで日中に挨拶に行かないといけないかもしれません。

考えただけでと言うかむしろ考えたくない。


運転には自信があるし事故を起こしたこともない。示談も慣れてるし高額の賠償する場合でもプールしてるお金があるからそこから払えるから大丈夫!って言う人は任意保険は必要ありませんね!

って言うか事故を起こしたことないのに示談は慣れてるって何者?やべーやつだろ。

これをみた上で任意保険はかけるか掛けないかはあなた次第!自賠責はかけないとダメですけどね!

まぁざっと簡単に説明するとこんな感じです。
治療費も簡単にするため慰謝料や休業日補償など無視してますのでご了承下さい。

最初なのでそんな事知ってるよ!って言う意見もあると思いますがこれからどんどん裏情報(?)を引き出しから出していくのでお楽しみに!

最後まで読んでくれて本当にありがとうございます。あなたのスキがモチベーションに繋がりますのでよろしくお願いいたします。

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