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そばにいる人を大切にしようと思える温かい映画でした。「きのう何食べた?」

5年ぶりに映画館に行ってきました!

鑑賞した映画は、劇場版「きのう何食べた?」

ドラマも最高で毎週華金(ってもう言いませんか、金曜の夜のことです)が楽しみだったのですが、映画版ですね。人生で初めて、公開日にみに行ってきました!

本当に素晴らしい作品でした。そばにいてくれる人を大切にしよう、毎日を大切にしよう、と思えます。じんわりと心温まります。そしてくすっと笑えるところも多数あり。

本日は、私がこの映画で良かったと感じた5つの点について語ります。

1.ケンジの表情が最高

とにかく、内野さんが演じるケンジの表情が最高!

しょっぱなから、ケンジの表情にやられます。映画が始まってたった数分で、いきなりクスッと笑ってしまいます。

劇場全体がやさしい笑いに包まれました。すぐに一体感が作られましたね。映画って、劇場にいる全員で鑑賞するもんなんだと思いました。音楽ライブと一緒です。

思っていること、感じていることが顔に所作に出まくり。めちゃめちゃかわいらしい。シロさんはきっと、このかわいらしさにも惹かれたんでしょうね。

2.あれは絶対アドリブ!いちゃいちゃにほのぼの

いろんなシーンで、シロさんとケンジがふたりの世界に入りきってしまっていて、どんどんいちゃいちゃし始める(笑)

これ絶対アドリブやん!本気で笑ってもーてるやん!

っていうシーンがたくさんあって最高でした。

おっさんふたりなのにね、いつまでも見ていられますよ。ほのぼのです。見ているだけで幸せ。

いちゃいちゃシーンも劇場でみんなでクスクスしてました。いや~かわいかった。

3.シロさんの優しい表情、笑顔、思いやり

西島さんファン目線で失礼します。ちょっと変態入りますすみません。

やっぱり西島さんの笑顔は最高。録画だったら「あーちょっと戻してもう1回みる!」というシーン連発でした。

あと、半袖姿とかあったらなお良かったんですけどね……あ、でももしあのたくましい腕が映ってしまったら腕にくぎづけになってしまって、ストーリーが入ってこなくなるから、半袖シーンはやっぱり今回はなしで良いわ。

(おかえりモネは半袖シーン最高でしたね!西島さんファンのみなさんへ)

4.異性愛ではない人たちの苦しみを想像してみることができる

同性愛の方や、セクシュアルマイノリティといわれる方のことをよくわかっている人って少ないのではないでしょうか。私もテレビで見聞きするくらいなので全然わかっていません……。

苦悩はたくさんあるはずです。私はただ、「女だ」というだけで苦悩しているんですから。

ジェンダーの話題は関心があり、私もつたないながらnoteで書いてみたりしますが、トゲしかないです。自覚はしております。きつめにしか書けないんです。

この映画のように、優しく、じんわりと、そしてわかりやすく表現できるってなんて素敵なんでしょう。

5.周りにいる人を大切にしようと思える

シロさんとケンジの、相手を思いやる温かいシーンにじんわり。あー私はもう、パートナーを思いやる気持ちが薄れに薄れている……。

シロさんとケンジは、パートナーをいつ失うかわからないという気持ちをずっと持っている。だから苦しいけれど、だから相手に優しくいられる。

シロさんとケンジのふたりきりの世界も最高ですが、このふたりは、ふたりだけで生きていないということをちゃんとわかっている。自分の人生に関わっているほかの人もとても大切にする。あ~ほんとうに温かい。

パートナーはもちろん、自分の周りの人たちを大切にしたい、いや大切にしないと!と改めて感じられる作品でした。周りにいてくれる人たちの存在って、当たり前じゃないんですよね。今しか大切にできないよ。


どうしても家族や周りの人たちへの感謝の気持ちって薄れてしまうことがあります。だからたまにこういう映画をみて、それでまたそばにいる人を大切にしようという気持ちに戻ってくればいいのかななんて思いました。

もちろん常に感謝して大切にできれば、それが一番良いのですけれど。

今日は優しい気持ちで、家族と一緒に過ごせそうです。


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