メンタルを一定に保とう。

競技において精神状態が重要であるということは、もはや常識と言っていいだろう。
古くはチェスの対戦指南書において、自分の背後に窓が来るようにしろ、と示されたらしい(まぶしさで相手の集中を削ぐ)。

ゲームにおいて、落ち込んでいるときや自信をなくしているときには、積極的なプレイができなくなる。
有利な場面で引いてしまったり、自分で判断せずに仲間の指示を待ってしまったり、という状態だ。
イライラして落ち着かないときは、普段なら気付けたはずの兆候を見落とすかもしれないし、イージーな操作ミスをしてしまうかもしれない。
過剰に自信を感じているときは、無理な攻めによって不利になってしまうかもしれない。

それじゃダメだ。

競技的なゲームでは、ランクマッチに勝利することでポイントを獲得し、ランキング上位を目指す。
1回の勝利で得られるポイントは限られているため、必然、ランクマッチを何度も繰り返すことになる。
となると重要なのは、たまたま上手くいくことではなく、いつも同程度のパフォーマンスを発揮することだ。
言い換えれば、勝率を51%で安定させる、ということだ。

そのためには、自分の精神に影響を与える要素を取り除いてやる必要がある。

試合に負けた?
連戦せずにストレッチしよう。

仲間のミスが気になる?
それがどの程度の影響か、計算してみよう。

自分のミスが許せない?
なぜそのミスをしたか考えて、修正しよう。

他のプレイヤーからの暴言?
ミュートして、終了後に通報しよう。

とにかくむしゃくしゃする?
猫を撫でよう。

常に客観的になり、精神状態が揺れそうならクールタイムを設けよう。
自分がフラットで落ち着いた状態を自覚しよう。
そしてゲームに集中し、ベストなプレイをし、改善点を模索しよう。
やるべきことをやり続けるのが、上達の第一歩だ。
先は長い。
疲れにくい歩き方で進んでいこう。

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